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1Fトイレ詰り 高血圧の薬を飲んでいる ブログを見て連絡をした
高槻市玉川より【1Fトイレ詰り 高血圧の薬を飲んでいる ブログを見て連絡をした】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【アラウーノに不具合が起こってメーカーに来てもらったらタール便で配管が詰まってるって言われた】との事です。
ターントラップ内の清掃はメーカーがしてくれたそうなんですが配管は出来ないって言われたそうです。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到達してから冒頭の話など詳しく聞いて『便器を外してフレックスシャフトで排水桝まで清掃するか、排水桝から高圧洗浄をするか』の2択になる話をしました。
トイレから外の排水桝までの話なら圧倒的にフレックスシャフトに軍配が上がります。
何故なら管内カメラ調査を並行で使うから取り残しがありません。
ただ、それもこれも現場によって判断は違います。
排水桝の確認
汚水桝を確認すると汚物が流れておらず残っているのが確認出来ました。
とりあえず全ての排水桝の確認をしてみたら排水桝の勾配が悪いのか、どの枝管にも汚物が逆流してる状況でした。
また下流側のエルボ桝には水が溜まってる状態だったんで『こりゃトイレがどうこう言ってる場合じゃないなぁ~』って思いました。
排水管の高圧洗浄
いつもの通り高圧洗浄機は低騒音ハイパワー高圧洗浄機を準備しました。
排水桝の洗浄清掃はランサーノズル、メイン管の清掃は3分の洗管ホース、枝管の清掃は1分の洗管ホース紫でやりました。
メイン管は区間区間で丁寧に洗管作業をしました。
トイレの排水管からは大量のタール便が出てきました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
タール便のお客様に必ず言ってるのが『薬を当たり前に止める努力をしなさい』って事です。
医者に処方されたからとかそんな事を言ってるんではありません。
糖尿病も高血圧も生活習慣病なんで生活習慣が間違ってるから正せって言ってるんです。
そこを正さない限り一生薬漬けやし、トイレは詰まるし、薬と通管の両方要らんお金が掛かります。
それでも良いならどうぞ薬を続けて下さい。
薬品メーカーと我々メンテナンス業界は永遠に儲けられますから(笑)
現場からは以上です。