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1Fトイレ詰まり 6月にトイレ新しくしたがよく詰まる 原因は?
大阪市東住吉区南田辺より【1Fトイレ詰まり 6月にトイレ新しくしたがよく詰まる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【トイレ交換した業者がきて高圧洗浄もしたが改善されず…別の所を探した…】との事でした。
結果的に分かった事は1Fの部屋の床下に隠れ桝があって崩壊しているって感じでした。(まあまあ厄介…)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると水は引いてあったんですが土間排水口を覗くと底に水が溜まっています。
便器にはワイヤーが突っ込まれたまんまになっていました。
ワイヤーを抜いて水を流してみるとやはり流れて行きません。
絶賛詰まり継続中って感じなんですがどこが詰まっているのかって感じです。
トイレの品番を確認
『6月にトイレを新しくした』って事だったんでトイレの品番を確認する事にしました。
TOTO SH232BAだったんで『ウチの自宅と一緒だわ…』って思いました。
便器の品番を確認するとTOTO CS232BMだったんで『リモデル便器か…ここがウチとの違いだな…』って思いました。
とは言え土間排水口が湧いたらリモデル便器も200芯も関係ないんで中途半端に水が溜まっている土間排水口の詰まりを確定させに行きます。
ローポンプ作業
とりあえずローポンプ作業をしてみると手洗いからゴボゴボ音がなるんで手洗いの水を流しながら更にローポンプ作業を続けます。
これで詰まりが抜けてくれたらラッキーなんですがそうは問屋が卸しません。
高さがあったんでまあまあ圧を掛けたったんですがものの見事に土間排水口が溢れました。
これでトイレの詰まりではなく排水管の詰まりが確定しました。
電動フレキシロッダーCREでの通管作業
排水管が詰まってて便器を外したり高圧洗浄をしたりって自分には考えが無くって電動フレキシロッダーCREでの通管作業をチョイスしました。
そもそも論で土間排水口があるならそこからワイヤーを通せば良いんです。
詰まりが抜けた瞬間に最終桝まで入って行きドッカ~んと流れて来るのを確認しようとしたんですがどうも流れが悪いんです。
ちなみにトイレから最終桝までの間に排水桝は見当たりません。
管内カメラ調査
ワイヤーを置き去りにして管内カメラ調査をして詰まりの原因が何なのかを確認しに行きました。
これは土間排水口からワイヤーを追いかけて撮った写真です。
次に最終桝からな管内カメラ調査をすると汚物の塊からはドロップヘッド大が見えません。
そんな訳で最終桝からの高圧洗浄をしてこの汚物の塊を洗管作業して木の根っ子なのか隠れ桝の存在があるのかの確認をしました。
洗管作業後の排水管
最終桝から高圧洗浄をして再度管内カメラ調査をするとどうやら隠れ桝があり、コンクリート桝で崩壊してるのが確認出来ました。
ここでゾンデ探知機を使ってこの隠れ桝の位置を特定して行きます。
次はトイレの土間排水口から管内カメラ調査をしてゾンデ探知機を使って位置確認をしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
最終桝からもトイレの土間排水口からも同じ位置に反応があったんで恐らく隠れ桝は1箇所。
どちらにしても床を開口しなければ確認しようがないんでお客様の知り合いの大工さんに連絡してもらう事にしました。
現場からは以上です。
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