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洗って下水に流してる排水溝が小さいゴミや油などで詰まってしまう
堺市北区金岡町より【清掃車(パッカー車)を洗って下水に流してる排水溝が小さいゴミや油などで詰まってしまう】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【年2〜3回、高圧洗浄で通管してもらっていた業者が廃業してしまい探していた】との事です。
ケツカッチンで作業をしてたんですが壁の時計が止まってるのに気付くのが遅すぎました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
かなり早めに到着したんですが担当者様が来ず、あんまり分かってない方に状況だけ聞いて最上流から通水テストをしてみました。
このよくある山川設備を呼び付けた担当者様が当日休むってパターン、ハッキリ言って後から揉めたりするんで好きではありません。
そもそも排水溝1つが詰まってるみたいな話だったんですが最終桝まで詰まってました。
距離にして40mちょい、正午には完了しなくちゃいけないんですがあまりにも話が違い過ぎました。
高圧洗浄機を準備
社長様も遅れるって話で待ってたら間に合わないって思ったんでとりあえず作業をする事にしました。
まずは詰まりを解消させなきゃいけませんので高圧洗浄ってキーワードは出てたんで低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。
最終桝は生きてたんで(詰まっていない)ここから3分の洗管ホースにアサダ製後方6穴ノズルで一気に異物を搔き出す作戦で行きます。
これが上手く行けば排水溝から排水溝へと上流側を洗管作業して最上流から下ってくれば楽勝なんですがそうは問屋が卸しません。
実際の洗管作業の様子
実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
実際の作業では最上流まで行って下流側の排水溝を見に行くと最終桝から2つ目の排水溝でいちいち詰まるって感じです。
再度、最終桝から最上流まで行ってって4往復した時点で残り時間が後僅かになりました。
最終の仕上げ
詰まりそのものは1往復目で抜けてるんですが逆勾配の排水管にはまだまだ油脂の塊が付着してたんで5往復目に入ってたんですがラストは回転ノズルで仕上げました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
ただ単に逆勾配の排水管だから苦戦したのか?排水管の管口径が太いから苦戦したのかは分かりませんが苦戦しました。
願わくば管内カメラ調査しながらのフレックスシャフトも併用して排水管を綺麗にさせてもらえたら良かったんですが担当者様が休んじゃったんで高圧洗浄1本勝負になったのは悔やまれます。
これはそんな長持ちしないと思われるんで次は山川設備を呼んでもらえない様な気がします。
現場からは以上です。