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大阪市平野区加美鞍作より【家の前と裏にある溝?が(10年以上掃除もしてない)大雨等で溢れる感じになる…】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【年寄りなので自分で掃除とかも出来ないし一度見に来てほしい】との事です。
側溝の掃除なんて自分でやればタダなんですが世の中にはお金を払って掃除をお願いする人も居てます。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して話を聞くと『道路を挟んだ向こう側の並びがこの前の大雨で溢れて怖くなった』との事です。
ケアマネージャーさんに相談したところ便利屋さんのチラシと山川設備の連絡先を教えてもらい連絡して来て下さいました。
前回の大雨ではこの排水溝は溢れなかったんですが『流れが悪くもうちょいで溢れて家の中に入って来そうだった』って事なんで側溝の中を確認するとかなり土砂が溜まってました。
お客様の要望は『高圧洗浄機でザァーっと流れる様にして!』って感じです。
土砂を土嚢に詰める
お客様は高圧洗浄でって言ってますがどちらが上流側でどちらが下流側なんかも分からないしまあまあの土砂が溜まっていますからまずは手作業で土砂を土嚢に詰め込んで行きます。
これを横着して高圧洗浄で押し流そうとすると後からたっぷりと水を吸った土砂を結局土嚢袋に詰め込む事になるんは昔に何度も痛い目に遭ってるんでやりません。
後、この土砂の搔き出しですが今日みたいな天気が良く暑い日は削っては乾かしてなるべく軽くするのもキモになります。
この辺は今年と去年はコロナの影響で行ってませんがそれまでの数年間、毎年豪雨災害のボランティア活動をしてた経験がモノを言います。
参考記事
【2018.7.18.19.20倉敷市真備地区にてボランティア活動してきました!】
【台風19号 災害ボランティア 山川設備の活動報告】(別館サイト)
高圧洗浄で側溝掃除
自分的には『高圧洗浄する必要あるかなぁ~』って思ってたんですが言われた通りに低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備して作業をし始めると側溝の底に水の抜け道を発見しました。
道路に大阪市特有の最終桝(雨水兼用)があるのにどうやって流れ込むのか分からなかったんで『最終桝を開けるか…』って思ってたんですが開けずに済みました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?排水溝(側溝)って土砂や落ち葉やゴミが溜まったりするんで定期的に掃除をする必要があります。
これをサボると大雨等で場合によっては床下浸水や床上浸水なんか起こるんで…
ぶっちゃけ自分達でやればタダで済みますし排水管清掃なんかとは違って特別な技術も要りません。
ただただ掃除をするだけです。今回の場合はお子様が名古屋に住んではるから山川設備が対応しましたが通常ならお子様に連絡してやってもらえば良いんです。
それでも『山川君にお金を払ってやってもらいたいねん!』って方は遠慮なくお申し付けください。
炎天下の中でもコロナの真っ最中でも『これで流れが悪いなら逆勾配!』ってトコまで綺麗にします。
結局、土嚢袋7つ分の土砂が搔き出せました(苦笑)現場からは以上です。