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大阪市中央区北浜より【排水が詰まってる やはり高圧洗浄してほしい】って依頼が舞い込んできました。
前回の現場調査でオーナー様にあれこれと作業方法を提案してました。
【シンクの水を一気に流すとグリストへは流れるが製氷機の横辺りに逆流】
予算がナンボでも使って良いならあれもこれもってやるのも良いんですが高圧洗浄する事になりました。
高圧洗浄機を準備
前回の現場調査で高圧洗浄をお客様が希望されているのでまずは低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。
山川設備の低騒音ハイパワーの高圧洗浄機は左側のスライドドアに積んであり、いつもならこちら側にバケツやホース類を準備するんですが今回は一方通行の右側に店舗があるんでちょっと準備に時間が掛かります。
車を歩道に乗り上げてカラーコーンを置いてバケツやホース類を準備します。
とあるビルの地下1階なんでここから高圧ホースを延ばして行くと20mでは全然足りませんでした。
結局、滅多に使わないホースリールに巻かれた高圧ホースも出してきて高圧ホースは繋いで40mにしました。
側溝からの高圧洗浄
先発に起用したのはホース屋本店さんから提供を受けた後方6穴スズランノズルです。スズランノズルは合計5つ持ってて洗管ホースと一体型のが2つあってそちらは電動の高圧洗浄機にしか使ってないので実質付け替えのスズランノズルは3つとなっています。
その中でもホース屋本店さんから提供を受けた物は50の配管では使いやすかったんで今回は40の配管なんですが先発に起用する事にしました。
洗管作業をしていくとゴロゴロと油脂の塊が出てきました。上流の製氷機の立ち上がりまではすんなりと進みました。
後方6穴スズランノズルでザックリと洗管作業をしてからシンショー製超旋回ノズルに変更しました。
この洗管ノズルは排水管の壁面に付着する油脂の塊を上手く掻き出してくれますが果たしてどこまで進んでくれるのか?
当初の予定ではこのコンビで完全に油脂の塊が全て取れるかと思っていましたが排水管から出てくる水と手応えを確認するとまだ全ては取れてないと判断しました。
別の洗管ノズルを試してみる
自分はなかなか取れないノズルで粘るのは嫌いなタイプで持ってる洗管ノズルを次々と交換して行くタイプです。
って言うのも洗管ノズルは洗管ホースにねじ込んで取り付けているのであんまりクリクリすると外れてしまう事もあるから合うヤツを使いたいんです。
そんな訳で次は前方2穴後方4穴ノズルを使いました。すると面白いもんでこのノズルでも油脂の塊が取れました。
今回は3系統の排水管の洗管作業をしたんですが久々に前方1穴後方5穴ノズルでも洗管作業をしました。
このノズルは元々は後方5穴のノズルだったのをシンショーの恵木さんに前方にも穴を開けてもらった物です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?この4種類の洗管ノズルをコロコロと交換しながら40の排水管3系統を洗管作業をしました。
お客様の協力のもと洗い場シンクから一気に水を流すテストをして水が逆流しない事も確認出来ました。
今後は定期的に排水管の洗管作業をしていけば良いと思います。現場からは以上です。