会社１Ｆの洋式トイレつまりラバーカップでやってみたが流れない

東大阪市渋川町より【会社１Ｆの洋式トイレつまり】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【１／１３の昼頃からつまっていてラバーカップでやってみたが流れない】との事です。

排水桝で詰まってたんですがまずは下流側の排水管をランサーノズルで攪拌。高圧ホースで最終桝までを洗管。

排水桝から上流側の排水管を高圧洗浄ってな具合にやってトイレ詰まりを解消させました。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到着してまずは調子の悪いトイレに案内されました。依頼内容にもある様にラバーカップ(スッポン)が寂しく突っ立ていました(笑)

トイレを流してすぐに『あっ、これ排水管やわ』って気付いて外の排水桝を確認しに行きました。

早速排水桝の蓋を開けてみると汚物が詰まっていて排水管が全く確認出来ない位に埋まっていました。

どちらにしても排水管が詰まっているんだから高圧洗浄機を使った洗管作業で詰まり抜きするしかなさそうです。

そんな訳で作業スペースは広いんで低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。汚水なんでポータブル高圧洗浄機でも行けるとは思いますが時間が掛かるんでこちらを選びました。

圧倒的な水量でやった方がガチガチの汚物は崩しやすいんです。

３分の洗管ホースに前方１穴後方６穴ノズルを装着して準備し、今回はランサーノズルも準備しました。

排水桝が深い場合の為に作ったんですが今回はこれが大活躍します。

先発はランサーノズルでインバートを手探りで探し当て下流側の確保をして行きます。

下流側が確保出来たらそのまま汚物を攪拌して流れやすい状態にします。

それが出来たらランサーノズルを洗管ホースに替えて下流側の排水管を洗管作業して流れやすくします。

下流側の排水管が流れる様になってから上流側の排水管を洗管作業して行きます。

この辺りの一連の流れは是非とも動画をご覧下さい。

トイレの通水テストをしてトイレットペーパーが流れるのを確認したら後は排水桝の洗浄清掃をして行きます。

ランサーノズルで排水桝の底にへばりつく尿石を取ってスムーズに流れる様にします。

そんな訳でいかがでしたか？お客様は排水桝が詰まってる事もご存じだったそうなんですがどうしていいのか、関係あるのかが分からなかったそうです。

この排水桝とトイレの間にもう一つ排水桝があって無駄に２つ曲がりがある事も判明しました。

その排水桝も尿石が付着してたんで排水管の中も尿石だらけやと思います。現場からは以上です。

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