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大阪市東住吉区住道矢田より【トイレからの排水管が詰まってる 隣家との共同マス？を開けたら詰まってた…】って依頼が舞い込んできました。
たまたまウチのYouTubeチャンネルを観てるお客様が外を掃除してて何気なく排水マスの蓋を開けたら『詰まっとるやんかいっ！いつもYouTubeで見てたヤツやんかいっ！』ってなったそうです。
高圧洗浄機を使った洗管作業で難なく詰まり抜きをしたんですが、詰まり抜きをして色んな事が判明しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して早速排水マスを確認して『詰まってるには詰まってるけど溢れる前に気付いたんですね…』って感じです。
本来ならば排水管は下りの坂道になってるから正常な状態だったら水は溜まってない筈なんです。
依頼者様のお宅はコの字の奥の家だったんで普通に考えたら道路側に抜いてる筈で隣の家の前にあった排水マスの蓋を開けてみるとやはり汚水が溜まってて流れてない状態です。
更にもう一件隣を見ると排水マスはなく『何じゃこれ？』と嫌な予感がしてきます。
ちなみに依頼者様はこの排水マスから高圧ホースを突っ込んだそうなんですが『７ｍのトコで何かに当たって進まなくなる』って事でした。
最終桝を確認
コの字の向かい側の家の排水マスの蓋も開けてみたんですがそちらは順調に流れていて『なるほど…下流側はそっちか…』って最初に思ってた方角が正しそうな排水経路でした。
後はコの字の合流する排水マスを探せば良いだけなんでそちらの方に進んで行って最終マスを発見しました。
何となく『これちゃうか？』って開けたのがビンゴで何本かの排水管が合流する排水マスでした。
左側の排水管から生まれたての汚物が流れてきたんで『って事は右斜めの排水管から高圧洗浄したらドッカ～んって感じじゃね？』って思いました。
高圧洗浄機を準備
依頼者様が関係しそうな住民を集めてくれたんで軽く説明して高圧洗浄機を準備しました。
近隣住民にが集まっていたんで特に騒音の説明や許可を取る必要が無かったんで楽でした。
水は依頼者様のお宅から拝借してホース類を準備して行きます。奥２件は排水マスがあるから『最悪の場合は上流側から高圧洗浄したろ』って思っていました。
問題は道路側からの２件で『排水マスが崩壊してての詰まりやったら厄介やぞ』って感じです。
本来ならば３分の洗管ホースに前方１穴後方６穴ノズル等を使ってドッカ～んを狙いに行くトコなんですが最近難航現場ばかりに当たっているんで念の為に１分の洗管ホース紫に前方１穴後方６穴ノズルを準備しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？作業そのものは速攻でドッカ～んって抜けたんで『こんな事なら動画を撮っとけば良かった…』ってガッカリしました。
難航現場ばっかりに当たるんでかなり慎重になってビビったばかりにチャンスを逃しました。
洗管作業をした結果、逆勾配の可能性があるのが２箇所あり尿石も見えてるし出てきたしって感じです。
排水設備の改修工事をするなら道路を掘ってやれば良いんですが『やらないならせめて尿石除去はしといた方が良いやろな』って感じです。
まずは大阪市の下水道局に連絡して個人の費用負担でやらざるを得なければやれば良いと思います。
現場からは以上です。
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