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八尾市若林町の賃貸マンションを管理してるパイセンから【山川!またあのマンションが詰まったから頼むわぁ~】って依頼が舞い込んできました。
『ワシは別件であのマンションに行ってるから手が空いたら来て高圧洗浄してくれ!』との事です。
しばらくするとまた電話があり『山川!排水栓のパッキン交換しようとしたんやけど外されへんから見てくれ!』って話です。
何やらパイセンがジタバタしてるみたいなんですがどうやら排水設備の改修工事を13日から控えてたみたいなんですが、それまで持たなかったみたいです(笑)
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では、この排水栓のパッキン交換と排水管高圧洗浄の現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると駐車場でパイセンが待ち構えていました。一緒に1階の通路を確認すると誰が開けたのか排水桝の蓋が開きっ放しになっていました。
パイセン曰く『あれっ?さっきまで溢れてたんやけどなぁ~?』って話なんですがワテが到着した時には一旦抜けたみたいでした。
キッチンの状況
2階に上がってまずはキッチンの水漏れを確認して行きます。
パイセンの話では排水栓の取り付け部分の水漏れって話なんで触ってみると確かに泣いていました(ジワッと濡れてる事)
排水栓の解体撤去
排水栓のパッキンはパイセンが用意してました。ワテは特殊工具だけ持って入りました。
パイセンの話では『何をやっても回らん』って話やったんですが特殊工具を使うと比較的簡単に外す事が出来ました。
排水栓の取り付け
排水栓を取り付けて通水テストをして行きます。
しばらく通水テストを続けて行きます。
すると取り付け部分からジワッと水漏れが出て来ました。
排水栓を再度解体
再度、排水栓を解体撤去して良く確認すると排水栓の取り付け部分にピンホールが3ヶ所入っていました。
キッチンの交換になるんですがコロナの影響で物が手配出来るのか微妙な状況なんで一旦応急処置でコーキング処理する事にしました。(パイセンの指示です)
コーキングが乾くのを待ってもらって水漏れがしたら使用禁止にしてもらう様にお客様にお願いしました。
パイセンがキッチンの寸法出しをしてたんで『最近物分かりが良くなったな…』なんて思いながら片付けをしました。
各排水桝の確認
さて、改めて1階の通路に降りてきて汚水桝を全て開けて行きました。
恐らくこの排水桝が起点で詰まったんやと思いますが現時点では何とか使える様な気がします。
『どうする?』ってパイセンに尋ねると『念の為に高圧洗浄しといてくれ!』って事なんでいつも通り低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備して行きます。
高圧洗浄機の準備
この現場は低騒音ハイパワーの高圧洗浄機が使えるので準備をして行きます。
3分の洗管ホースに前方1穴後方6穴 逆噴射 3分ホース用ノズルをセッティングして洗管作業をして行きます。
高圧洗浄作業スターティン♪
そんな訳で上流側から下流側に1つずつ高圧洗浄をしながら降りて行く方法で排水管の洗管作業と排水桝の清掃をやって行きました。
とりあえず13日から大きな工事になって劇的に排水設備は良くなるハズです(多分…ウチがやらないから知らんけど!)
ひょっとしたら排水桝をインバート排水桝にするだけかも知れんから一応尿石除去が出来る事もパイセンにアピールしときました。
2穴式HRノズル改 2分ホース用ノズルで1mだけ尿石除去の様子を見てもらいました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?『これが最後やっ!』っていつもパイセンが言ってるんですがどんな業者を手配してるのかなかなか排水設備の改修工事が始まらないんで今回も呼ばれました。
排水桝や排水管で排水詰まりを頻発させてその度に通管業者を手配してたら結局は高く付きます。
今思えば全く入居者様が居てなかった最初の頃にワテの言う事を聞いてれば良かったんですが…(苦笑)
応急措置と根本的な改善は全く違います。現場からは以上です。