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キッチンのシンクの下の引き出しを開けるとドブ臭いニオイがする
寝屋川市御幸西町より【①1F キッチンのシンクの下の引き出しを開けるとドブ臭いニオイがする…防臭キャップも付いてたし床下に潜ったが特に異常は見られなかった。ナイロンテープでグルグル巻きにしたりもするがやはりニオイがする…②冬場だけですが毎年蛇口の根元に水漏れ?水が溜まる…併せて見てほしい】って依頼が舞い込んできました。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまずは蛇口の確認をしました。
冬場だけの話なんで『結露ちゃいますか?』って言ってたんですが前にもあってカートリッジを交換したら直ったそうです。
水栓の確認をするとKVKの水栓って事が分かりました。
前にもカートリッジを交換しててすぐに水漏れが始まってるからまたカートリッジを交換するよりTOTOの水栓に交換する方をお勧めしました。
ニオイ調査を行う
さて、ではメインの異臭問題に取り掛かります。
排水トラップの形状はこのタイプのトラップでした。
排水蛇腹ホースと排水管の接続部分にはビニールがグルグル巻きにされてました。
ビニールテープを剝がしてみると防臭キャップが設置されており、更にコーキング処理までしてありました。
防臭キャップを捲りあげてみると内側にまでコーキング処理してあったんで隙間からの異臭ではなさそうです。
とりあえずバラしてみる
コーキング処理を切って排水蛇腹ホースを外してみるとほぼほぼ閉塞してる状態でした。
排水管の中を確認すると底はほぼほぼ閉塞してる状態でした。
排水トラップもバラすとこちらもほぼほぼ閉塞してる状態でした。
排水トラップの洗浄清掃
バラした排水トラップは歯ブラシを使って洗浄清掃をしました。
排水蛇腹ホースの出入口を確認するとこんな感じで『臭ってるのは排水蛇腹ホースの何処かに亀裂が入ってるんじゃないか?』って思いました。
ここで一旦外に出て隠れ桝を探しながら掘削作業をして排水桝を5つ見付けました。
その内の1つに水が溜まってたんでキッチンの配管清掃だけするのか、家中の排水管を高圧洗浄するのか奥様に選んでもらいました。
排水蛇腹ホースの施工
排水蛇腹ホースに亀裂が入ってる可能性があったんで排水蛇腹ホースは交換しました。
排水管をちょこっと触ってナットで接続するパターンにしました。
これで下流側から高圧洗浄するのに怖いもん無しになりました。
排水管の高圧洗浄
高圧洗浄はいつもの通り低騒音ハイパワー高圧洗浄機を準備しました。
家の真裏の犬走りにホース類を準備して行きます。
今回は上流側から1つずつ洗管作業をしながら下って行く作戦にしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
作業が終わってから奥様にシンク下を確認してもらうとドブ臭いのは解消されてました。
そらドブ臭い可能性を全部洗っちゃったから当然なんですが(笑)
現場からは以上です。