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大阪府大阪市天王寺区上汐より【賃貸マンション6F 洗濯機の排水溝が詰まり気味で水が出てくる(オーバーフローまではいかないが…)】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【ドラム式洗濯機で移動させれるスペースがあまりなく排水溝の所には手がギリギリ届くが目皿より下は取るのが難しい】って感じです。
『そんな状態ですが対応可能ですか?』との問い合わせ。
『ドレンクリーナーを使ったりして可能かもしれないが現場を見ないと分かりませんと伝えてます』って事務員さんが言ってました(苦笑)
『うぅ~ん、どっちもどっちで頼りない』って思いながら予約の時間に現場に向かいます。
まずは状況確認から
現場に到着すると洗濯防水パンに嵩上げしてドラム式洗濯機を設置してはりました。
横長の洗濯機防水パンやったんで『掃除頑張れ!』ってだけの話なんですが脱衣場そのものが狭いんですよね(苦笑)
嵩上げしてなかったら『無理っ!』って感じなんですがこんなけ隙間があったら何とか出来ると思いました。
そもそもお客様も目皿までは外してますしね(苦笑)
排水トラップの分解清掃
今回受付した事務員さんの自宅も昔は掃除の仕方が分からなくて教えてあげたんですが今日のお客様も『これ以上の分解清掃はした事が無い』って言ってはりました(笑)
本来ならば賃貸マンションの場合は退去後か入居前にあらいをしてるんでよっぽど質の悪い管理会社じゃなければ綺麗にして引き渡すんですがね。
1つづつ分解して清掃します。その時に取り出せる異物は取り出しながら分解するんがキモです。
古い排水トラップも無理に外そうとすると割れて破損したりするんで慌てない事です。
繊維質の異物がそこそこ取り出す事が出来ました。これがローポンプ作業が出来るスペースがあればもっと簡単に取り出せます。
毛髪等も出てきたんですが長い毛髪だったんでお子さんの散髪は関係ないと思います。
通水テストをして確認
洗濯機の高圧ホースを外して水道ホースを繋いで通水テストをします。
今思えばドラム式洗濯機やのに緊急止水弁付洗濯水栓じゃなかったです。
毎回蛇口を閉めてないと怖いです。
そもそもこのスパウトにこの金具ってちょっと怖いですけどねぇ~
スパウトだけでも勧めてあげれば良かったです(苦笑)
最初はちょっとづつ流してみて問題無さそうならジャンジャン水を流します。
今回は奥様に通水テストを確認してもらってから水量を上げました。
まとめ
今回は奥様も排水トラップの分解清掃を知らなかったんでレクチャーしながらの作業でした。
次回からは恐らく自分で掃除出来ると思いますが、やるかやらんかは知りません(苦笑)
基本的な考え方なんですが賃貸マンションは排水管の定期清掃をしてない場合が多いです。
入居前に『入居前の排水管の清掃はしてくれてますか?』って尋ねれる人は居てないと思いますし、やってない管理会社がほとんどです(笑)
現場からは以上です。