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高槻市淀の原町より【一戸建て トイレ 便器にチョロチョロ水が流れている 】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【TOTOタンク SZ441 自分で調べたが部品が古くてもう無い】との事です。
【山川設備施工例を見て同じタンクの修理をしていたので連絡した】そうです。
最近もこのトイレタンクの修理をしています。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してトイレに案内されてすぐに音を聞いて『うんっ、ボールタップはアウト』って思いました。
もうトイレタンクの中からチョロチョロと音がしていました。
便座の蓋を開けてみると便器にチョロチョロ水漏れしていたんで『オーバーフローしてればボールタップ、していなければボールタップとフロートゴムを交換』って思いました。
ちなみにTOTOの場合はサイフォン管が根元で亀裂が入ったり折れるって事はほぼほぼありません。(INAXはそれもある)
トイレの品番確認
お客様が品番確認をしてたから自分はする必要がないんですが念の為にしておきました。
TOTO SZ441で間違いなかったです。
トイレの便器はTOTO CZ440でこのタンクとセットになってるのはほぼほぼこの便器しか見掛けません。
さて、ここでトイレタンクの蓋を外して中を確認しました。ペットボトルが2本入ってたんですがこれ、やめた方が良いです。
『何で?』って聞かれたら理由も語れますが専門家が『やめた方が良い』って言う事はやめた方が良いんです。
トイレタンクの水位を確認すると正常から少し減ってたんですがオーバーフローしてなかったんでフロートゴムもアウト判定となります。
トイレタンクの部品交換
ボールタップとフロートゴムをまずは解体撤去して行きます。注意点は給水管とボールタップの接続部分で給水管の仕様によってはこちらも交換しなくちゃいけません。
またフロートゴムを外したらサイフォン管にゴム片がこびり付いてる場合があるんで拭き取る必要があります。
フロートゴムはSANEIのPH84-92Xを試して行きます。これはなかなか便利な補修部品で大抵の場合はこれで済みます。
中にはTOTOのフロートゴムしか合わない物もありますが自分はいつもこれを先に試します。
フロートゴムを取り付けたら次はボールタップの取り付けをして行きます。こちらはいつものSANEIのV56-5X-13を用意しました。
フロートゴムとボールタップを取り付けたら給水管と接続をして通水テストをして行きます。
給水管とボールタップの接続部分、ボールタップの動作確認、フロートゴムからの水漏れを確認します。
手洗いホースの取り付け
一旦、再度止水栓を閉めて手洗いホースの取り付けを行います。ナットが合わない場合はこのゴムで(付属品)手洗い管に接続します。
トイレタンクの蓋を設置したら再度止水栓を開栓して通水テストを行います。
問題がなければこれで作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?旦那様がお支払いの時に『このルアーあげる!』って言って3つ貰いました。
旦那様は昔その方面の仕事をしてたそうです。玄関には凄いルアーがケースに入っていて飾られていました。
かなりコレクションしてはるそうなんですが時間が無かったんで全部は見せてもらいませんでした。
現場からは以上です。
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