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TOTO S771B トイレの水漏れ 水が出てくる分岐点の所
東大阪市花園東町より【TOTO S771B トイレの水漏れ 水が出てくる分岐点の所から水がずっと出ている】って依頼が舞い込んできました。
お母さんがトイレの水漏れに気付き息子さんに連絡して直してもらおうとしたんですが息子さんが山川設備に連絡してきての依頼です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してすぐに息子さんも駆けつけてくれ状況を説明して下さいました。
とりあえず手洗いにいつもの洗剤が置いてあったんで『これは止めた方が良い』って言うと『それ山川設備さんの施工事例で毎回言ってはるけど何で?』って言うから説明しました。
要は密結ボルトのパッキンとサイフォン管のパッキンを傷めるって話なんですが最近のトイレタンクには当たり前の様にシールが貼ってあり注意喚起されています。(誰も見てないが…)
さて、便器を確認するとチョロチョロと水が流れているのが確認出来ました。
問題はこの便チョロの原因が何か?って話なんですがいくつかの可能性があるんで止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を外します。
すると水位が上がってオーバーフローしてるのが確認出来たんで『ボールタップはアウト!』って感じです。
勿論、これだけが便チョロの原因じゃない場合もあるんで他に考えられる可能性についても説明すると共に作業費の概算見積もします。
山川設備に連絡してくるお客様のほとんどは料金表のページを見て確認してから連絡してきて下さるんで『書いてある通りですね』となります。
ボールタップの交換
息子さん(って言っても自分より年上)が温水洗浄便座を交換してはるんで『ボールタップの交換くらい出来るでしょ?』って言ったんですが『今から専用部品を発注しても時間が掛かるし専門家に任せる』って言って下さいました。
自分が用意したのはいつもの通りSANEIのV56-5X-13のボールタップです。
まずは既設ボールタップの解体撤去をして行きます。
ボールタップの取り付けをして行くんですが今回の注意点は手洗いとの蛇腹ホースの長さと給水ホースの接続です。
止水栓が壁の中でグラグラ動いてたんでウォーターハンマー現象でナットが緩む可能性がある訳です。
ボールタップの交換が済んだら通水テストをして水漏れが無いかの確認をして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?今までトイレタンク内に洗剤を入れてたんでゆくゆくは排水弁のパッキン交換もしくは排水弁の交換も必要になると思います。
また、密結ボルトも長くはないと思ったんでそうなった時に発見し易い方法をレクチャーしときました。
今回の現場で『やっぱり年寄りのお宅は息子さんや娘さんが来てくれるとこちらも安心やな』って思いました。
現場からは以上です。
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