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大阪府東大阪市中石切町の天井裏の排水設備改修工事をしました。
2019/6/12に【2Fのトイレを使用すると1Fの洗面所天井に水モレした様な跡がある前回のトイレ工事のせいか?】とのクレームがあり、伺うも天井は濡れておらず…様子を見てもらう事になる。
2019/7/7に【しばらく様子を見ていたが 昨日トイレを使用したら やはり1Fの天井に水モレがある】との連絡があり、調査の結果、前回のトイレ工事とは別の配管にヒビ割れの様なモノを発見した。
前回の調査の話はこちらからどうぞ!【脱衣場天井より階下漏水 如何にして漏水箇所を見付けたか?】
そんな感じで階下漏水を起こしていた天井裏の排水管を切り換える工事を解説して行きます。
解体作業
まずは1Fの天井を大きく開口して行きます。この時点ではトイレは外してるんで水漏れはしてません。
先に2Fのトイレの排水管を立ち上がりで切って1Fの天井から引き抜く作戦です。
この時に排水管の奥に水が溜まってる事に気付きました。
天井裏の横管が逆勾配やった事になります。
排水管の水漏れ箇所
何で炙った跡があるのかは不明ですがこの箇所の接続部分が甘かったと考えられます。
また、排水管の継手部分に隙間がある様に見えます。
ちょうど見えない箇所なんで確認は出来てませんがこの隙間からの水漏れだったのかも知れません。
排水管の切り替え 1F
ソケットを差し込んで排水管の切り替えをして行きます。
ここまで配管をしてから下から一人が押し上げて2Fから縦管を押込みます。
そもそもがタイトな勾配になっている。
排水管の切り替え 2F
縦管からも順番に配管して行きます。トイレは再利用するんで200芯に持って行きます。
これで配管工はほぼほぼ終了で1Fと2Fに分かれて作業を続けます。
1Fの天井に点検口
1Fの天井には点検口を作る事になりました。ここまでやって後はクロス屋さんにバトンタッチします。
クロス屋さんは隙間をパテ埋めしてから天井1面にクロスを貼ってくれます。
(クロス屋さんが入った後の写真を撮るのを忘れてるんで1Fの天井はここまで)
2Fの床 大工工事
開口部分を補修してから床板を2分割で追い張りして行きます。
山川設備は大工さんじゃないから職人さんがやってるのを写真を撮ってるだけです(苦笑)
何で2分割にするんかは分かりませんが話し掛けたら怒られるかも知れないからジッと見てました。
レベルを見ながらネジをもんで床板の固定をしてはりました。
2Fの床 CF施工
排水管の立ち上げをしてCF(クッションフロア)施工をして行きます。
いやぁ~CFを貼ると壁の汚れが気になります(苦笑)
トイレの取り付け
排水アジャスターは再利用出来ないんでココだけは切り替えます。
便器を取り付けて固定をして行きます。
続いてトイレタンクの取り付けをして行きます。
トイレタンクの手洗いを取り付け、ウォシュレットを取り付け、給水設備を繋いで、コンセントに差したら作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?最初は山川設備のトイレ工事の瑕疵を疑われていましたが違う事を証明して工事を任せてもらいました。
1Fの天井から2Fの排水管の切り替えなんて始めてやりました。
最初から接続が甘かったとは考えられないんで去年の地震やら今までの経年劣化やらでそうなったんやと思います。
後日1Fの天井にクロスを貼ってもらってこの現場は収まりました。