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和式トイレ水漏れ タンクから便器に繋がってるパイプから水漏れ
東大阪市新町より【和式トイレ水漏れ タンクから便器に繋がってるパイプから水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【恐らくタンクとの結合部から水が漏れてるんだと思う…】との事です。
山川設備の事務所から自転車で行った方が早い現場で事情があってわざわざ奈良から娘さん夫婦が駆け付けて立ち会って下さいました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してトイレを見てみるとホンマに和式トイレでした。ハッキリとは覚えていませんが『最後に和式トイレを見たのはいつだろ?』って感じです。
戸建てで和式トイレってもう東大阪市には無いと思っていましたがあるトコにはあるんですねぇ~
トイレを流した時だけサイフォン管と洗浄管の接続部分から水漏れしてる様にも見えましたが洗浄管そのものにもピンホール水漏れがありました。
和式トイレに限らず隅付きタンクの洗浄管の水漏れって気持ち良く部材を交換するかあくまでもパッキン交換に拘るか完全に分かれる事になります。
実際の修理
今回はほぼほぼ自分の意見を聞き入れていただけて気持ち良く部材交換をして行く事になりました。
まずは邪魔な洋式風便座を退けて行きます。
ここから洗浄管、スパッド、サイフォン管、ボールタップ、給水管を解体撤去しました。
ボールタップに至っては色んな説明をしてる時に音で水漏れしてる事に気付いて『ついでやからそこも直しといて!』って気持ち良く任せて頂けました。
まぁ~この洗浄管の水漏れって触れば触るだけ水漏れ箇所が増えていくもんなんですが、最初から触りそうなトコも交換って決まってたらこんなに気が楽な仕事はありません。
サイフォン管の取り付け
部品の取り付けは人それぞれのやり方があると思いますが自分は先にサイフォン管を仮付けするタイプです。
後から取り付けるボールタップやレバーに繋ぐチェーンをイメージしながらサイフォン管を仮付けします。
洗浄管の取り付け
まずはスパッドを取り付けて行きます。このスパッドは形さえ合えば別にTOTOに拘る必要はありません。
たまたま車にあったんで今回はTOTOのT82CR32スパッド32mmを取り付けました。
次に洗浄管の加工施工をして行きます。今回の洗浄管はオーソドックスなパターンなんで後はパイプの長さの調整がキモとなります。
ボールタップの取り付け
ここもいつも通りSANEIのV56-5X-13を用意します。
ボールタップの取り付けはこんな感じで手洗い管との接続ネジが合わないパターンなんでこの部材に変更しています。
フレキ管の加工施工
既設給水管は使い物にならないんでフレキ管の加工施工をして行きます。
まずは手洗い管を接続せずに通水テストをして水漏れ箇所が無いかの確認をしてお客様にも確認してもらいます。
後は手洗い管を接続してトイレタンクの蓋をします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
前回和式トイレの隅付きタンクに当たってから今回までかなりの期間があったんで今後は洗浄管もスパッドも常備しません。
出会ったら材料屋さんに取りに行くか後日作業に回します。
現場からは以上です。
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