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東大阪市南荘町より【一戸建て トイレ水モレ 1F トイレ タンク内の水漏れ?便器にチョロチョロ水モレしている…】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【1Fのトイレはあまり使っていない。2、3ヶ月前に水道局からのメモが入っていて調べたらトイレの水モレだった…】との事です。
古いトイレはあちこち傷んでいます。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると音がしないから『あれっ?モレてなさそうだけど…』って思ってたら止水栓が閉められていました。
INAXのこの止水栓が閉められてるって事は他の業者さんが来て閉めた可能性が極めて高いです。
便座の蓋を開けてみると便器の水が少なくて水封切れを起こしていました。そこそこ長い間水を止めてたのか、はたまた便器のどこかが割れてるのか?
とりあえず止水栓を開けて水を流してみると便器の水の溜まりは正常に戻ったんで割れてる線は無くなったかも(苦笑)
ただ、便器にチョロチョロ水がずっと流れてるのとボールタップがシューシュー音をさせてるんでボールタップとフロートゴムはアウト判定、最悪の場合はINAXなんでサイフォン管が折れてるパターンが考えられます。
トイレタンクに水を貯めて止水栓を閉めて蓋を外すと水位が引いて行くのでフロートゴム、もしくはサイフォン管の折れってのが確定します。
すると奥様から『ココ(ボールタップ)とフロートゴムを交換したらいくらになる?』って言われたから料金表通りの金額を言うと『それだけをやってくれ』って事でした。
トイレの品番確認
トイレタンクの品番確認をするとINAX GDT-281って事が判明します。
これはトイレタンクの左側の下を見れば確認出来ます。
ついでに便器の品番確認をしました。こちらはGC-110STでした。
部品の解体撤去
フレキ管を外しボールタップの解体撤去をして行きます。
次にフロートカップを解体撤去します。この時にサイフォン管がグラグラしてる様に思って『多分折れてるな』って思っていますが外さないと確認出来ないんで一旦無視をします。
新しい部品の取り付け
新しいボールタップとフロートゴムを用意します。フロートカップを更に分解しておきます。
フロートカップに新しいフロートゴムを取り付けて行きます。ピンが折れたら終わりなんで注意が必要です。(一応予備は持ってます)
ボールタップも取り付けて手洗い管を接続する前に通水テストをするとそれでも便器にチョロチョロ水が漏れて行きました。
奥様に説明をして目の前でサイフォン管を外して根元を見ると亀裂が入っていました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?サイフォン管を外すのにトイレタンクを外したタイミングで密結ボルトの話もしたんですがスルーされたんで交換しませんでした。
800円弱の追加で済むんだからこのタイミングで交換しとくと良いんですがねぇ~(苦笑)
結局、ボールタップとサイフォン管の交換で一旦便器にチョロチョロ流れてた水モレは止まりました。
現場からは以上です。
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