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トイレ水漏れ 床と便器の間?入口廊下付近に少し黒ずみになってる
東大阪市上六万寺町より【トイレ水漏れ 床と便器の間?入口廊下付近に少し黒ずみになってる所あり。便器を外してみようかと思うがボルトも劣化していて外せない…】って依頼が舞い込んできました。
また同時に【台所流しの下 異臭(カビ臭い)がする 臭いが上がってくる(流れてはいるが)】とも伺ってたみたいですがこちらは今回の時間の問題で見てません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して旦那様の話を聞くと『廊下のトイレ側から水が染み込んでた様な跡がありトイレの床からの水が染み込んでいるんじゃないか?』との事です。
床に貼られてるクッションフロアは旦那様がDIYで貼られたそうでタイル土間の上に直接貼ってるんで『その隙間の水じゃないかと思う』って事でタンクの下や洗浄管、はたまた便器って具合に触って行くんですがどこも濡れてませんでした。
トイレタンクを見るとASAHIのトイレタンクだったんで『こりゃ触ったら触った分だけあちこちが水漏れする古いヤツや…』って思いました。
恐らくなんですが便器を外すと洗浄管が…洗浄管を外すとサイフォン管が…って水漏れしてくるのは目に見えています。
便器を固定するボルトも左側はサビて折れてどっかに行ってるし右側のサビもエグい事になっていました。
『これ、サイフォン管までを了承頂かないと触れません』ってやんわりと断ったんですが『やって下さい』って事だったんで腹を括ってやる事にしました。
便器を外してフランジ交換
便器と洗浄管を外してスパッドも外しました。このタイミングで旦那様に外したスパッドと洗浄管を持ってホームセンターに行ってもらいました。
『同じものを買ってきてくれたら良いんです』って送り出し、自分はフランジ交換に専念します。
炙ってフランジを解体撤去して床と便器の間に埋められてた物をセットハンマーとマイナスドライバーでコチコチ割って行きます。
新しい床フランジを準備して行きます。
元々の床フランジは接着はされてましたがネジの固定はされてませんでしたが今回は穴あけ加工してアンカーを入れてネジで固定をしています。
便器の復旧作業
今回使ったサイフォン管はこちら。SANEIのPH84-38です。現場で写真を撮り忘れてたんで事務所に戻ってから撮りました。
スパッドと洗浄管もピカピカに生まれ変わりました。
ラストに通水テストをして問題がない事を確認して作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
洗浄管を買いに行ってもらってた旦那様が買い物出来ずで結局便器を据えてから自分が洗浄管とスパッドを買いに行きました。
便器を外した際に元々のフランジも割れてたんでそこからの水が染み出てた可能性は大いにあったと思います。
またフランジパテは一度交換した跡があったんで前の居住者さんも交換してた様です。
現場からは以上です。
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