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【新型コロナウイルス緊急事態宣言に伴う山川設備の対応について!】
先程の大阪市東住吉区桑津の現場で排水詰まりの作業が終わった頃にお母さんが『1階のトイレのタンクの中で水漏れしてる音が聞こえるんやけど直せる?』ってトイレタンクの水漏れ修理の追加依頼を頂きました。
洗管作業をしてる最中にトイレタンクがどやこやって聞いてたんですが終わってから改めて話を聞きました。
お母さんは『フロート、フロート』って言ってましたが冷ややかな顔で『多分、ボールタップ』って返しました(苦笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
早速、トイレタンクを見てINAXがメーカーだと判明します。INAXの場合、即日対応出来る物と出来ない物があるんで現地調査が必要なんですが追加の依頼なんで手間が省けます。
INAXの印字を写真に撮ってる時点でポチャポチャ音が聞こえてきます。どうやらトイレタンクの中で水漏れしてるんは間違いなさそうです。
トイレタンクの蓋を開けて中を確認すると水位が上がってオーバーフロー管を越していました。
オーバーフロー管からの水は便器に流れるんですが耳が悪い人は音でも気付かないし、意識低い系の人は便器の水がチョロチョロしてるのにも気付きません。
大体、急に水道代が上がって気付く人が多いんですが音で気付いたお母さんは優秀やと思います。
トイレの品番確認
トイレタンク左横にある品番シールを見るとDT-811Zとなってます。
品番確認の写真を撮る様になってから初の品番やと思うんですが…
便器はINAXのC-44STだったんですが便器の固定が甘く、グラグラしてました。
恐らくフランジパテが硬化して便器が乗っかってるだけの状態になってるんやと思いますがこればっかりは外してみないと分かりません。
この様な状況になると便器と床の間からの水漏れになり、床の木材が腐ってしまうんで水漏れする前に早目にフランジパテの交換、もしくはフランジの交換をした方が良いです。
ボールタップの交換
まずはボールタップを解体撤去します。
このタイミングでフロートゴムも交換する事が多いんですが見れば新しそうだったんで話を聞くと1回交換したそうです。
INAXのボールタップは持ってなかったんでSANEIのV56-5X-13のスリムタップを取り付けました。
節水モードで取り付けたんで僅かではありますが節水仕様になりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ひょっとしたら『給水管をフレキ管に交換せなアカンかなぁ~』って思っていましたがフレキパッキンの交換で水漏れはしませんでした。
ちょっと心配なんは先程も触れた便器の固定…これで一旦様子見してもらいます。
次は便器と床の間からの水漏れか便器とタンクの間からの水漏れが考えられるかなぁ~?
現場からは以上です。