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トイレタンクの中にずっと水を貯めようと流れている 便チョロ?
東大阪市東鴻池町より【トイレタンクの中にずっと水を貯めようと流れている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【TOTO SH231BAのトイレタンク】との事です。
依頼内容だけ聞いてるとボールタップの故障かな?って感じなんですが、現場で調査するとボールタップではありませんでした。
このパターンがチラホラ出てきましたね。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると予想ではトイレタンクの中でシューシュー音がしてるんかなぁ~って思ってたんですが至って静かでした。
水の音が聞こえてなかったんでその旨を旦那様に伝えると便チョロが起こってる事を聞かされました。
確認してみると僅かに水が伝ってて便チョロが起こってました。
これ、かなり気にしな気付かないレベルの量です。
排水弁の確認
気にならないレベルの水漏れですが旦那様は気にしてるんで排水弁の確認をする事にしました。
この品番の排水弁もチラホラ傷み始めるタイミングなんですかね?
排水弁パッキンを確認するとズルズルのモケモケになってました。
これでは便チョロが起こるのも無理はありません。
排水弁パッキンの交換
排水弁パッキンを外して新しい排水弁パッキンを用意します。
SH231BAの排水弁パッキンはHH08018Sとなります。
新旧の排水パッキンを比較したら一目瞭然ですね。
これ、トイレタンクの上に洗剤を置いてる家はこんな感じで傷めています。
この排水弁パッキンの取り付けには一工夫が必要です。
とある物を塗布して取り付けるとすんなりと取り付けれますが塗布しないとなかなか難しいと思います。
通水テスト
排水弁パッキンの交換したらドンドコとトイレタンクの復旧をして行きます。
必要の無いトコは触らず触ったトコは確実に復旧させて通水テストをして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
このトイレタンクには洗剤を入れるなってシールがちゃんと貼ってあります。
そこをちゃんと見ずに置いて洗剤に対して文句を言っても誰も責任を持ってくれませんから…(笑)
今回も排水弁パッキンの交換をして便チョロは随分とマシになりましたが完璧には止まりませんでした。
排水弁ユニットは品番が無いから発注出来ずトイレタンクごと交換するしか無さそうです。
一旦様子見してもらいアカンかったらトイレタンクの交換で対応します。
現場からは以上です。