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豊中市東泉丘より【トイレの水が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
いつもの賃貸マンションのオーナー様からの直接のご連絡です。
朝一の現場の近所の駐車場で待機中に連絡が入ったんで『今の現場の次に伺います。到着時刻がハッキリしたらお客様にはこちらから連絡しときます!』って感じです。
トイレの水漏れあるあるなんですが…
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
このマンションは空き部屋が出たら山川設備がトイレの改修工事を任されてるんで『空き部屋になる前に水漏れだと応急処置して止まれば良いのに…』って思って現場に到着すると何年か前に山川設備が改修工事をした部屋でした。
今日は祝日らしくてっきり事務員さんも出てきてないと思ってたんで事務所には連絡してなかったから履歴が分からず現場に急行してたんです。
トイレを見た瞬間に『あれっ?ウチが改修工事した部屋やん?』って気が付きました。
トイレの品番確認
賃貸マンションって事もあって当時はこのトイレをあっちゃこっちゃに付けてたんですが現在はほぼほぼ付けなくなりました。
某コンビニエンスストアにも採用されてたんですがレバーの不具合が割と出てきてたんで最近は採用してません。
ちなみにトイレタンクの品番はSH367BAです。
便器の品番はCS340Bでこのマンションは山川設備が改修工事をしたトイレは全て排水管の移設をしています。
いや、何処かの部屋1室だけガス管でリモデル便器にしたかなぁ~?
トイレタンクの確認
入居者様に話を聞くと『トイレを流したらいつまで経っても水が止まらなくなった』って話なんですが到着時には止まってました。
更に詳しく話を聞くと『家主様に連絡してからは止まってる』との事です。
『目に見えない誰かが使ってるんか?って位に突然水が流れるんです!』
『おじいちゃんがお盆で早めに帰ってきたんちゃいます?』
『おじいちゃんは生きてます!』
『ほな、おばあちゃんかな?』
『いや、おばあちゃんも生きてるんで…』
完全に関西人のノリで受け答えしはるから『やっぱ関西人は誰でもこのネタに付き合ってくれますわぁ~』って奥様に言ったら『いや、私、関東です!』って(苦笑)
冗談はさておいてトイレタンクの内蓋も外してレバーハンドルの固定を確認しましたがちゃんと閉まってます。
ボールタップの分解清掃
症状を聞く限り排水弁の劣化で水が抜けて水位が減ってボールタップが作動してるっぽいんですが便器を眺めてても便チョロはなかったんでボールタップのダイヤフラム部を分解してみました。
これが経年劣化すると触ったらまっくろくろすけになったりパッキンがポロっと外れたりするんですがそれもありません。
せっかくなんで隙間から排水弁のパッキンも触りに行ったんですが全く異常はありませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?改修工事から恐らく3年程度しか経ってないんで結局排水弁もダイヤフラムも交換せずに清掃だけしときました。
マンションのオーナー様には『次に再発したらダイヤフラムと排水弁の交換をしますが現時点では症状が出ないんで様子見してもらいます』と報告しときました。
たまたまなんかの拍子にレバーハンドルが横に向いたまんまになったのか…
それともホンマに誰かが早めのお盆で帰って来たのか?(勿論、ネタですよ)
あっ!部屋を間違えたとか?現場からは以上です。
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