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東大阪市鷹殿町より【①トイレの水が便器へチョロチョロ流れている…②ガレージにある水道の蛇口も壊れているので交換してほしい…】って依頼が舞い込んできました。
朝からバタバタでなかなか現場に辿り着かなかったんですが何とか夕方までに作業を終える事が出来ました。
『もう17年間住んでない』って事だったんで止水栓で止めれば良いんですが…
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して旦那様に散水栓を説明されかかったんですが玄関からもトイレの水漏れの音が聞こえてたんで先にトイレを見て行きます。
この時点で水の音がジャバジャバしてたんで『全然チョロチョロじゃないやん(苦笑)』って思っていました。
まず、手洗いの水が出っ放しになってるんで止水栓を閉めるんですがD型止水栓の固い事固い事(苦笑)
止水栓そのものもグラグラしてるから怖い怖い…
止水栓を閉めてるのに便器に水が流れて行ってます。
トイレタンクの蓋を外して眺めてると溜まってた水がみるみるうちに引いてきました。
部品の解体撤去
旦那様に説明をしてボールタップとフロートゴムを交換する事になったんですが『何で山川設備に連絡下さったんですか?』って聞いたら『お店の(駄菓子屋さん)冷蔵庫に山川設備のチラシが貼っててそれを見たお宅の息子さんが「これ僕のお父さんの会社です」って言ってたんや』って言ってはりました。
息子に小遣いやらな(苦笑)そうこう言いながらボールタップとフロートゴムを解体撤去しました。
フロートゴムの取り付け
まずはSANEIのPH84-92Xロータンクゴムフロートを準備します。
大抵の場合はこれで代用出来るんですがTOTOは1のトイレタンクに合わずTOTOのフロートゴムしか合わない場合もあります。
これは交換してみないと分からないんですが合わなければTOTOのフロートゴムにしたら良いんです。
トイレタンクの品番が分かっていても合わせてから『あっ、違ったわ!』って事がたまにあります。
ボールタップの取り付け
ボールタップの方はやはりSANEIのV56-5X-13万能ロータンクボールタップを準備します。
ボールタップを取り付けたら手洗いホースを取り付ける前に通水テストをして行きます。
通水テストをして問題がなければボールタップと手洗い管をホースで接続します。
この手洗いホースは真ん中なら簡単ですがボールタップと手洗いの穴が同じ場合は長さの調整をせなあきません。
トイレの最終チェック
手洗い管の接続が終わったら再度通水テストをして行きます。この時に手洗いホースの長さが長過ぎたらボールタップの水が止まらないんで注意が必要です。
ボールタップの止まりを確認したら便器にチョロチョロ水が漏れてないかの確認もします。
分かりづらい場合はトイレットペーパーで便器の中を拭いたら一発で分かります。
散水栓BOX内蛇口修理
さて、散水栓BOX内の蛇口なんですが旦那様曰く『固くて回らず水が出せない』って事でした。
工具を使って回せる様にしたんですが『スルスル回る様にしてくれ!』って事です。
蛇口を替えても良かったんですが住んでないんで勿体無いと思いハンドル上部を解体撤去しました。
ハンドル上部をとコマパッキンを交換して旦那様に触ってもらうと『コレコレ!』って言ってたんでやはり蛇口の交換をしませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?『住んでないなら自分にください』って言ってみたんですが勿論もらえませんでした(苦笑)
世の中には住んでない家を修理する人も居てるんだなぁ~って感じです。
現場からは以上です。
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