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トイレのタンク 上部の器具部分から水がタンク内に漏れています
八尾市服部川より【こんにちは。整骨院のトイレのタンクの中の水量が少なくなり、上部の器具部分から水がタンク内に漏れています。元栓を閉めて対処しています。山川さんの都合の良い時に点検修理をお願い致します。】って依頼が舞い込んできました。
リピーター様でインスタグラムのDMで依頼を下さったんですが気付くのが遅れました。
メッセージでやっと気付いて即対応に行ったんですがフリーダイヤルで依頼して下さる方が早いです(苦笑)
山川設備ではYouTubeチャンネルでも情報発信してるのでそちらも併せてご覧下さい。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到達すると止水栓を閉めて待ってて下さいました。
トイレの品番確認をするとTOTO SH680BAでした。
自分はこの整骨院に通ってて何度かトイレに入っていたんで実は品番確認せんでも知ってました。
壊れたら山川設備に連絡が来ると思ってたんですが部品が常備してる物かは前から確認してました。
先生の説明ではダイヤフラム部を指差され『ここから水漏れしてた』との事です。
ダイヤフラム部と排水弁の確認
ダイヤフラム部を分解して確認するとゴムの部分がゴッソゴソになってたんでアウト判定をしました。
排水弁の確認をするとパッキン部分が溶けて形が出来てたんでこちらもアウト判定です。
ダイヤフラム部が噴水状態って事やったんで便チョロの確認はしてませんが恐らく便チョロしてた筈です。
ダイヤフラム部と排水弁を外した箇所にゴム片が付着してたんで綺麗に取り除きました。
ここの一手間を怠ると部品を交換してもゴム片が邪魔になって水漏れしちゃうんです。
部品の取り付け
排水弁はこちらを使用しました。パッキンのみ交換すると後からチェーンが切れて結果的に排水弁の交換になるから余程の事が無い限り自分はパッキンのみの交換はしません。
排水弁の取り付けをしてレバーの調整をします。
ダイヤフラム部はこちらを使用します。TH405Sが正解です。
ダイヤフラム部を取り付けたら浮き球を復旧させて通水テストをして行きます。
最後の詰め
手洗い無しのトイレタンクは通水テストをしてから蓋を閉める事が出来ます。
まずは内蓋を閉めるですがこれがちゃんと出来てないとトイレタンクから水漏れが起こります。
水を抜いた状態でやれば上手く行きます。
後は蓋をして何度か通水テストをして他にも水漏れが無いかの確認をします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
トイレ内に手洗いがあってその蛇口のハンドルも固くなってて相談を受けたんですが、そこはまた壊れてから直す事になります。
先生達も固くなってる事に気付いてはるんで後はタイミングで部品を交換する話になります。
『身体の具合も見ようか?』って言われたんですが別現場が入ってて差し込んだんでまたにしますと現場を後にしました。
現場からは以上です。