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東大阪市吉田本町より【トイレの水が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【タンクの手洗いと便器の水が止まらない】との事です。
ちなみに【現在は止水栓で水を止めてる】らしく床等は水浸しにはなってないパターンらしいです。
賃貸マンションの2階で起こった事案なんですが前回の修理から6、7年しか経っておらず
『そんな早く故障するかなぁ~』って思いながら現場に急行しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して状況を奥様に聞くと『手洗いの水がジャンジャン出っ放し状態で便器にも水がジャンジャン流れてたが溢れはしなかった』との事です。
話を聞く限りボールタップの故障か、フロートゴムに何かが挟まったか、レバーの動きが悪く横を向いたままになるのか…だいたいその3パターンが思い浮かびました。
止水栓を閉めてるって事なんで見てみるとハンドルのアングル止水栓だったんで奥様が閉められたそうです。
トイレタンクの品番は?
止水栓を開けてどんな感じで水がジャンジャン出っ放しになるのかトイレタンクに水が溜まる間に品番確認をしときます。
TOTOのS731って事が判明し『冬は結露が出る家もあるけどこのタンクは名機やなぁ~』って思いながら見てました。
このトイレタンクは非常にシンプルで割りさえしなければ部品を交換すりゃ永遠に使えるんじゃね?ってタンクなんです。
便器の品番は?
トイレの水が普通に止まったんで『あれっ?止まるやん…』って思いながら再度レバー操作して流してみてまた水が溜まるのか待ってる間に便器の品番をしときました。
便器の品番はTOTO C730って事が判明しました。ちなみにこの便器も割らなければ定期的(5~8年)にフランジ交換をすりゃいつまでも使えるんでやはり名機と言えます。
トイレタンクの中の状態
何度も流して水はピシャッと止まるんで『症状出やんねやけど…』って思いながらトイレタンクの中の確認をしました。
水位も節水仕様でちゃんと水がたまってるしチェーンが切れてる訳でもない、止水栓を閉めてレバー操作するも順調に動いてるしフロートゴムに何かが挟まってる訳でもない。
ボールタップの浮き球が干渉してるかって思いながらそこも見ましたが際どいラインで交わしていますから大丈夫。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?結局訪問時は症状が出なかったんで一旦様子見してもらう事になりました。
考えられるんはフロートゴムの劣化が1番有力かなぁ~って思いますが症状が出ないから『次に症状が出たら問答無用でフロートゴムの交換をしましょう』と提案しました。
トイレタンクの中も綺麗やったんで掃除の際に激落ちくんでも落としてたまたまフロートゴムに挟まったとかちゃうんですかね(苦笑)現場からは以上です。