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大阪市住吉区我孫子東より【一戸建てトイレタンクの中でチョロチョロずっと水が漏れてる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【便器にチョロチョロ水が流れてたんで旦那が『フロートゴムや!』って言って交換してくれたが止まらなかった】との事です。
到着してすぐに『ボールタップやがな…』って気付いて修理しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して2Fのトイレに案内されたんですが手洗いからは水は流れてませんがトイレタンクの中でずっと水が流れる音がしてました。
水道メーターの検針で水道料金がゴンッと上がり『こりゃアカン』って思ったそうです。
便座を開けて便器を見てみると確かにチョロチョロ水が流れていました。
通常ならボールタップの故障とフロートゴムの劣化を考えるんですがこんなけ音がしていたらまずはボールタップを疑います。
そんな時は止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を外します。ここで注目するのは水位で全然溜まってない時はフロートゴムの劣化やオーバーフロー管(サイフォン管)に亀裂が入っていたり折れてたりを疑います。
今回の場合はオーバーフローしてるんで(水位がオーバーフロー管を超えている)ボールタップの故障を疑うのが正解です。
トイレの品番確認
このタイミングで奥様から『山川設備さんの施工ブログを見て連絡しました』って教えてもらいました。
ちなみにトイレタンクの品番はTOTO SZ441でした。
参考記事【トイレの手を洗う所、お客様が壊したみたいで水漏れしている】
今回は便チョロなんで便器の品番は要りませんが一応確認しときました。
TOTO CZ440が便器の品番となっています。
ボールタップの交換
とりあえず既設ボールタップを解体撤去して行きます。本来ならばこのタイミングでフロートゴムも替えたりするんですが今回は旦那様が先に交換してるそうなんで触りもしませんでした。
解体撤去が済んだら新しいボールタップの用意をして行きます。
手洗い管の事は一旦無視して新しいボールタップの取り付けを済ませて行きます。
フレキ管との接続が済んだら一旦止水栓を開栓して通水テストをしてみます。
今回は旦那様が自分で交換したって言う温水洗浄便座の分岐金具から水漏れしていたんですが増し締めで止まりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?山川設備に入る便チョロ案件では割と多いこのトイレタンクのパターンでした。
割れさえしなければ…ちゃんとメンテナンスさえすれば…って条件が付きますがほぼほぼ永久的に使える品番な様な気がします。
あっ!床がもたんか(苦笑)現場からは以上です。
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