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東大阪市吉田本町より【一戸建て 2Fのトイレ便器と床の間から水がにじんでいる…】って依頼が舞い込んできました。
自宅の近所で山川設備のお客様の紹介で連絡下さったんですがウチの息子と子供会が一緒で嫁はんと一緒に役員をしてたそうです。
現場に到着するまでは『ウォシュレットかトイレタンクのどっちかの伝い水ちゃうか?』って思ってました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してすぐに『山川さんの奥さんって○○さん?』って言われるから『そうですよ!何で知ってるんですか?』って言うと『子供会の役員で一緒になった事があります!』との事でした。
家の並びの山川設備のお客様からの紹介だわ、嫁はんの事まで知ってるとか何かしらの縁があるみたいです。
トイレタンクの手洗いに例の洗剤が置いてあったんで『奥さん、この洗剤はやめた方が良いですよ』っていつもの案内をしました。
これまたいつもの様に何でダメなのかを説明し終わった時にこのシールに気付いて『ほら、ここに禁止のシールも貼ってますやん』って言うと『そんなトコ、読んだ事ないわ』との事でした。
奥様の話では『温水洗浄便座もランプが点滅してる』って話があったんでてっきり温水洗浄便座の水漏れかと思ってたんですが冷静に考えたらこの温水洗浄便座はタンク式じゃないのでそれでも無さそう。
ただ、左側に水が落ちているってのも聞けてたんで密結ボルトを触ってみるがトイレタンクでも無さそう。
試しにトイレを流してみるとポタんと水が落ちてくる場所が確認出来ました。
トイレタンクの確認
まずはトイレタンクの品番を確認して行きます。INAXのDT-B180GUってのがトイレタンクの品番となります。
止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を開けて上から覗き込むと陶器と樹脂製のタンクの間が濡れてて陶器の給水ホースを通す下の穴からの伝い水が今回の水漏れの原因でした。
ここからその水がどこから伝ったのかを調査してボールタップと給水ホースの接続部分からの水漏れと判明しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?温水洗浄便座のランプも点滅してるんでコンセントは抜いておきました。
1階にもトイレがあるお宅だったんでこのままの状態で2Fのトイレは使用禁止にしてもらって部品を交換するのかトイレリフォームにするのか家族会議してもらう事にして一旦この現場は終了です。
部品が手配出来るのか(廃盤になってないか)の確認をして連絡させて頂きます。
現場からは以上です。
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