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東大阪市吉田本町より【トイレの水が止まらない】って依頼が舞い込んできました。
朝一の依頼が無かったから自宅でゆっくりしてたら家主さんが来て『お隣さんトコのトイレの水が止まらないから行ったって!』って呼びに来はりました。
LIXILのDT-Z183HUでボールタップと排水弁を交換してみてアカンかったらサイフォン管って感じでした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着しての第一声は『お母さん、この洗剤使ったらアカンで!』でした。
到着時には水は止まっていましたが試しに流してみると便器にジャバジャバ水が止まらない状況でした。
トイレの品番確認
症状的にはボールタップの故障か排水弁の劣化かサイフォン管の破損が考えられる状況でした。
LIXILの一体型トイレだったんで部品を発注するつもりでトイレの品番確認をして行きます。
LIXILのDT-Z183HUがこのトイレの品番となります。
トイレタンクの品番確認してすぐに材料屋さんに展開図の依頼をして待ってる間に便器の品番確認をしときました。
GBC-Z10HUだったんですがこれが後から大事になってきます。
トイレタンクの確認
トイレタンクの蓋を開けて手洗い管を下げて通水テストをしてるとやはりボールタップと排水弁はダメで『ひょっとしたらサイフォン管も折れてんじゃね?』って感じでした。
どちらにしてもLIXILの一体型トイレなんでダイヤフラムは持ってますが排水弁は持ってないから今日の仕事になりません。
提案したのはボールタップと排水弁を交換してみて(後日作業になりますが)それでダメならサイフォン管を交換って感じです。
すると同席してた家主様から『中途半端に修理するより新しいトイレにしてもらったら良いねん!』ってアシストを受けてアッサリ決まりました。
既設トイレの解体撤去
トイレタンクを外して便器を外してみるとリモデル便器でした。
リモデル便器とは200芯の便器を排水管を移設せずに写真の様なリモコンソケットを使って取り付ける物です。
トイレの排水管って75や100なんですがリモデルソケットはかなり細いんで詰まり易くなってます。
排水設備の移設工事
トイレの床を開口解体して排水管の移設工事をして行きます。
元々の排水管の位置から200芯に移設させて行きます。
ここから床下のネタ入れ補強をして行きます。これは大工さんの腕の見せ所です。
床板補修をしてここからCF(クッションフロア)の貼り換えをして行きます。
トイレの設置
止水栓を専用の物に交換します。皆さん気付いてない方が多いんですがリフォーム屋さんで止水栓の交換を端折るトコが多いです。
次にトイレタンクを設置して行きます。このタイミングでウォシュレットを付けない場合は給水ホースの接続をしますが今回は付けるんで一旦後回しにします。
ウォシュレットを取り付けたら給水ホースの接続します。
取り付けが終わったらウォシュレットの延長保証の説明を含めて使い方の説明をします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ボールタップと排水弁を交換するなら材料が入ってくるまで待たなきゃいけなかったんですがトイレとウォシュレットは倉庫にあったんで即日対応出来ました。
お客様が今までのトイレにかなり不満を持ってたんとたまたま隣りに自分が住んでるって事もあって思い切ってトイレリフォームになりました。
コロナの影響でちょっと割高なウォシュレットしかなかったんですが費用もかなり頑張りました。
家主様のアシストも効果的でした。現場からは以上です。
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