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東大阪市箕輪より【2Fのトイレ(古いトイレです) タンク内でずっと水の音がしている 便器の中にもチョロチョロ漏れている様だ】って依頼が舞い込んできました。
タンクの中でずっと水の音がしているのはボールタップの故障による水漏れの音が考えられるからボールタップや場合によってはダイヤフラムの交換をすりゃ直る可能性がかなり高いです。
便器の中にもチョロチョロ漏れてるってのはいくつかのパターンがあってボールタップの可能性もあるしフロートゴムの可能性もあるしサイフォン管が折れてる可能性だってあります。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると旦那様が2階のトイレに案内して下さいました。トイレに入る直前からドアが開いてたんでトイレタンク内の水の音が聞こえてました。
トイレタンクの中の音はボールタップで間違いないと思いましたが便器の中にチョロチョロ漏れてるんはこの時点では原因は分かりません。
それよりも何よりも旦那様に『原因はこの洗剤になるんで今すぐ捨てて下さい!』ってお伝えしたのは言うまでもありません。
トイレの品番確認
トイレタンクの中を確認する前にトイレの品番確認をする事にしました。トイレタンクの品番はS731Bになります。
便器の品番確認は全く必要ありませんがいつもの癖で確認しました。TOTO C730が便器の品番です。
トイレタンクの中を確認
トイレタンク内を確認すると水位はオーバフローしてなかったんでボールタップのみの故障でない事が判明しました。
防露が水を吸ってかなり膨らみ始めてるんで浮き球が干渉したと考えられます。
ここでどんな修理をするかの提案をして行きます。サイフォン管が折れてれば問答無用でサイフォン管の交換になるんですがTOTOなんでその可能性は極めて低いからボールタップの交換とフロートゴムの交換ってパターンとサイフォン管と密結ボルトまでのパターンを2通りお伝えしてボールタップとフロートゴムの交換が決まりました。
部品を交換
ボールタップとフロートゴムを解体撤去しました。フロートゴムは予想通り真っ黒くろすけになっていました。
ボールタップはいつものSANEI V56-5X-13を用意しました。
フロートゴムもいつものSANEI PH84-92Xを用意しましたが取り付けてみた結果、合わなかったんで…
便チョロが止まらないのを確認してTOTO THY418のフロートバルブに交換しました。
フロートゴムとボールタップを交換したら通水テストをして行きます。
手洗いの蓋をしてからも通水テストをして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?古いトイレなんで旦那様は新しいトイレに替えたがってはりましたがそんな必要はありません。
そもそも2階のトイレなんで排水芯の事を考えたら排水管の移設工事が出来るか床を開けなけりゃ分かりません。
リモデル便器にするなら2階でも関係ないんですがそもそもリモデル便器にするならこのままの方が絶対に良いです。
これ、こんな事を言うとまた都合の良いトコだけ端折って聞く人が居てるからアレですが(苦笑)
現場からは以上です。
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