目次
1Fトイレの調子が悪い DT-2810のボールタップを交換
東大阪市西岩田より【1Fトイレの調子が悪い 最近水の出が悪くて今朝から手洗いの水→全く出ない 便器への水→チョロチョロ少量しか出なくなった】って依頼が舞い込んできました。
依頼内容を聞いて『ボールタップとフロートゴムを交換したら直るやろ』っと思って急行したんですが原因はそこじゃありませんでした。
防露のパターンでした。
山川設備ではYouTubeチャンネルでも情報発信してるのでそちらも併せてご覧下さい。
山川設備のYouTubeチャンネル(チャンネル登録お願いします)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して最初に目に留まったのはこの看板。
これは初めて見たんですがなかなか面白かったです。
さて、トイレを見るとINAXのまあまあ古いタイプのトイレでした。
また温水洗浄便座はタンクがあるタイプだったんでかなり古いと思います。
トイレタンクの確認
トイレタンクの中の確認をする為に止水栓を閉めようとして止水栓からの水漏れに気が付きました。
給水管ナットからも水漏れしてるし片ナットチーズのナット部分からも水漏れしていました。
止水栓周りの水漏れは依頼内容と関係ないんで一旦スルーしてトイレタンクの中の確認をすると防露が膨らんでてボールタップに干渉してるのが確認出来ました。
トイレタンクの品番を確認
トイレタンクの品番を確認するとINAX DT-2810って事が確認出来ました。
実際の修理方法
奥様の話では『フロートゴムは2年ぐらい前に交換した』って事だったんで、まずはボールタップを解体撤去して行きました。
かなり陶器と防露の間に水が入り込んでて膨らんでるのが確認出来ました。
伸びて膨らんでる部分をカッターで切って新しいボールタップが干渉しない様に切り取ります。
これで新しいボールタップが干渉しないだけのスペースを確保出来ました。
新しいボールタップの取り付け
こんな時でも自分はSANEIのV56-5X-13を取り付けます。
今回気付いたんですがかなり値上がりしてるんですねぇ~(汗)
現場に到着した時に破封してたんで珍しく余水ホースも付けときました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
本来ならばトイレタンクを外して内部金具を全て外してから防露を全て剝がして、サイフォン管、密結ボルト、ボールタップの取り付けをして行くんですが(このままだと近々漏れるから…)リフォームに踏み切る可能性があったんで応急的に使える様にしときました。
もうあっちこっちからも水漏れしてるんでちゃっちゃとリフォームしちゃった方が良いとお伝えしました。
って言うのも水漏れして床を濡らし続けると床板が腐っちゃうんですよね。
現場からは以上です。