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大阪市西区南堀江より【マンションのトイレ レバー小で流しても浮き玉が働かず流れない…】って依頼が舞い込んできました。
分譲マンションを中古で買って不具合に気付き仲介業者の不動産会社様に連絡をしてその不動産会社様の担当者様が山川設備の評判を聞きつけて依頼となった様です。
基本的に丸投げをしてくる業者さんは断ってるんですが担当者様が立ち会うって事だったんで訪問する事にしました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して不動産会社様の担当者様と合流して訪問しトイレを見るとINAXのトイレって事が判明しました。
温水洗浄便座を付けた際に給水ホースを交換した跡やレバーを交換した跡がこの時点で分かります。
レバー操作をしてみると重みがあったんで『チェーンに節水のアレを付けとんな(苦笑)』って事が分かります。
トイレの品番確認
トイレタンクの左側にある品番シールを確認するとINAX DT810UZ-Jって事が判明します。
比較的修理がし易い(INAXの部品じゃなくても修理が出来る)トイレタンクなんで是非とも大切に使って頂けたら幸いです。(どの目線?)
今回の作業には全く必要ありませんが便器の品番確認をするとC-18Sって事が分かります。
トイレタンクの中のアレを外す
トイレタンクのアレって言ってますが実は正式名称を知りません(苦笑)節水リングって検索すれば出てくると思うんですがメーカーさんによって呼び方は変わるみたいです。
仕組みは簡単でフロートゴムの上に乗せるって感じで重みでフロートゴムの浮き上がりを調整し節水を実現する物です。
この節水リングの重みで小で流すとフロートゴムが浮き上がらなくしてるんで外せば浮き上がりますから外せば良いんです。
ぶっちゃけ節水リングで出来る節約を考えなきゃいけない人はそもそも持ち家や分譲マンションは身の丈に合っていないんです。(だから前の人は売ったんか…)
ボールタップの交換
さて、節水リングを外すと小で流してもストレス無く流せる様になったんは良いんですが次は手洗いの水が弱い事が気になり始めます。
止水栓のストレーナーが詰まっているのか?給水ホースのストレーナーが詰まっているのか?はたまたボールタップが弱くなってきたのか?
だいたいこの辺りが考えられる原因なんですがボールタップを交換すればある程度復旧するのでは?って感じで追加で交換作業を承りました。
今回のINAXのトイレタンクは専用のボールタップじゃなくても大丈夫なんでSANEIのV56-5X-13に交換する事にしました。
こんな感じでボールタップも交換したんですがレバーが短いんで『何で交換した業者さんは長いのを使わんかったんやろか?持ってなかったんかな?』って思いました。
トイレを復旧させて通水テストをすると多少水の出は良くなりましたが止水栓でコントロールする程ではありませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?一旦これで様子見してもらう事になりました。
もし、止水栓を交換するんなら後日対応します。
このトイレそのものが古いんであちこち傷んでくるんやと思いますがINAX専用の部品じゃなくても修理が出来るんで♪現場からは以上です。