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トイレのボールタップとフロートゴムの交換 キッチンのスパウト交換
堺市北区東浅香山町より【2階のトイレ修理とキッチンのスパウト交換をして下さい】って依頼が舞い込んできました。
前回の作業時には1階のトイレは部品があったんで直してたんですがスパウトが特殊な物を選ばれてたんで発注してからの今日の作業となりました。
前回の作業【台所、洗面、トイレもゴボゴボ音がして流れが悪い 外の汚水枡も水が溢れてる…】
今回の作業はキッチンのスパウト交換と2階のトイレ修理となります。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
キッチンのスパウト交換
元々は浄水器専用の単水栓だったんですが今現在は浄水器は使っておらずの状態でした。
あちこちリフォームをした時にこの水栓に業者さんが替えてくれたらしいです。
この水栓はSANEIのミニセラ水栓って言う物なんですが修理の仕方を知らない緊急の水道屋さんは数多く存在します。
早速ですが既設水栓のスパウトを解体撤去して行きます。この時に古いパッキンも同時に解体撤去します。
ここにパッキンがある事を知らず古いパッキンをそのまま残していると新しいスパウトは取り付けられません。
さて、前回の作業時に自分が持ってるスパウトをすべて見せて結局決まらず発注したのはこのスパウトでした。
SANEIのPA286A-76X4-16ってスパウトなんですが自分が持ってたのは下吐水用でこちらは上吐水用となります。
吐水口に古いパッキンが残ってない事を再度確認して(稀に2枚入ってる事もある)から新しいスパウトを取り付けします。
奥様が拘られていた高さも長さも自由自在になったんで施工直後は『コレコレ!嬉しい!!』って大喜びされていました。
トイレの修理
スパウトを交換してる最中に『2階のトイレもペットボトルが入ってて真っ黒になっている』って言ってはったんですがペットボトルを入れた記憶はないそうです。
止水栓を閉めてトイレタンクの蓋を開けるとタンク内の水位がオーバーフロー管ギリギリまで上がってきてました。
これでボールタップがもうギリギリやったんが確認出来ます。
部品の解体撤去
まずはボールタップとフロートゴムの解体撤去をします。ボールタップは良いんですがフロートゴムが手が真っ黒になるんで一旦タンク内の隅の方に置いておきます。
フロートゴムの交換
新しいフロートゴムはLIXILの#TF-10R-Sです。先に新しい物を箱から出して空箱に先程トイレタンクの隅の方に置いてた古いフロートゴムを入れます。
こうする事で手の汚れやトイレタンクの中の汚れを極端に少なく出来ます。
この段階でフロートゴムのチェーンをトイレタンクのレバーと接続させます。トイレタンクの中に水が入っていないから完全な調整にはなりませんがある程度の調整をしときます。
ボールタップの取り付け
ボールタップのパッケージの写真を撮り忘れましたがいつもの通りSANEIのV56-5X-13を取り付けました。
手洗い管はネジ径があったんで今回はネジで行きます。
後は止水栓を開栓して通水テストをして水漏れ確認をします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?これで一旦このお宅の水道トラブルは全て片付いた事になります。
トイレタンク内の汚れを気にしてて『もう新しいトイレに替えた方が良いかなぁ~』ってお客様が言ってましたが自分が反対して修理となった訳です。
最近の節水トイレに問題が多いから『そのうち大水量のトイレタンクが復活するんちゃうかなぁ~』って言ってるんは自分だけとちゃうと思います。
現場からは以上です。
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