さて、今回は男子トイレの水道トラブルあれこれについて茨木市小川町で起こった事案を例にお伝えしたいと思います。
ちなみに今回の依頼内容は「①従業員男子トイレの水が流れにくい、詰まってるのか不明。②お客様用男子トイレ小便器の水流が弱い。」の2点です。
まずは①の従業員男子トイレの調査をします。
水を流すと溜まるんでトイレ小便器つまりは確定なんですがこのタイプの排水トラップは山川設備のドレンクリーナーに使ってるワイヤーが使えないので最悪は小便器脱着して排水管をドレンクリーナーなり高圧洗浄機を使って排水管に付着してる尿石を除去せなあきません。
そうならない為にも最初の小便器選びが重要なんですが金額ばっかり気にしてると後の修理で痛い目に遭います(苦笑)
男子トイレのトラブルなんてそんな多くないからトラブルが起きた時に修理しやすい、もしくは修理出来るトイレを選んでからその中で費用が安いのをって順番に考えれば良いんやけど…
金額から物事を考える癖を直さないと水周りは毎回「高く付きました…」の繰り返しになります。
ドレンクリーナーが使えないし、かと言って小便器脱着は費用の問題があり薬品投入とローポンプ作業をしようと考えました。
あっ、小便器脱着の費用は山川設備の料金表の大便器脱着とは違うんで注意して下さい。
今回みたいにコーキングまでしてる小便器脱着費用はまあまあの金額頂けないならやりません(笑)
一旦、薬剤を投入して時間を置きます。
その待ってる時間に②の作業をして行きます。
水流が弱いとの事なんでまずは通水テストをして行きます。
水流が弱いって水量が少ないって事なんか詰まって流れにくいなんかが現場を見ないと分かりません。
依頼した方が対応してくれたら話が早いんですが大抵の場合、休みの前の日に業者に依頼してってパターンが多いです。
残念ながらリクシルのフラッシュバルブの部品は持ち合わせていません。
そもそもリクシルの部品は出回ってる数が知れてます(苦笑)
だからリクシルの場合はメーカー対応に切り替えます。
直せるけど直しません!
薬剤を投入してそこそこの時間を置いたんでいよいよローポンプ作業をして行きます。
一旦水を流してすぐにローポンプを当て、引いて剥がして押し込む!
どちらのトイレも同じ作業で何とか流れる様になりました。
ただ、恐らくまだ柔らかかった尿石が少し剥がれただけで全て取れた訳ではありません。
そんな薬剤如きで尿石を全て除去なんて出来ません。
皆さんが思ってる以上に尿石は厄介です。
尿石除去をしやすい小便器を選ぶのも大切ですががそれ以上に尿石そのものを付着させないってのが一番と山川設備は考えます。
その為のアドバイスも作業後はして行くんですが聞き入れて行動するか否かはお客様次第なんです。
もちろん、山川設備も人間なんで「あっ、この人達聞く耳持たない人達だなぁ〜」って判断したらアドバイスすらしない場合もあります(笑)
だって時間の無駄ですもん(苦笑)