目次
大阪市北区南森町より【分譲マンション トイレが詰まった 何も落としていない…】って依頼が舞い込んできました。
山川設備に入ってくる水道トラブルでも断トツに多いのがトイレの詰まりなんですが原因は様々で多くはトイレットペーパーの流し過ぎによるものです。
他にも色んな原因がある場合もありますが文中の動画でもちょこっと解説してます。
まずは状況確認から
現場に到着して早速トイレを確認するんですが便器の水位が下がってる事から『尿取りパッドや生理用品の線はないかなぁ~』って感じです。
そう言った場合の多くは絶対とは言いませんが水位が下がらない場合がほとんどです。
だいたいトイレに案内される時にお客様の年齢層を確認して会話して失礼ですが説明に信憑性があるのかないのか確認させて頂いてます。
若い世代でチビッ子が居たらオモチャとか、かなり年齢がいってたらボケてないかとか疑います。
これは一戸建てならあんまり気にせず作業をするんですがマンションの場合は最悪の事態になる事もあるんで注意深く確認しています。
ちなみにこのタイミングで便器を外せば詰まってる物が確認出来ますがどうしても必要なら外しますが通常は外しません。
業者さんによってはバリュー・オーガを使って詰まってる物を取り出す人も居てますが山川設備ではローポンプ作業で作業を開始する事がほとんどです。
ただ、場合によっては薬剤を投入してからローポンプ作業をする場合があります。
どんな時かと言うと汚物に明らかにティッシュペーパーや話の流れで固いウ〇コって事が明らかな時です。
そんな場合は薬剤で溶かしてからローポンプ作業をする時もありますが自分は薬剤が嫌いなんでほとんど使っていません。
トイレの品番確認
そんな訳で今回はトイレの詰まりなんであんまり必要ないんですが念の為にトイレの品番確認をしときます。
INAXだかLIXILだかどっちがどっちか忘れましたがYDT-ZA180EPってのが今回の現場のトイレタンクの品番です。
これはトイレタンクの左側の下の方に品番シールが貼ってあります。
さて、便器の方はと言いますとYBC-ZA10Pって感じです。この便器はP排水で排水管が床にあるんではなく壁にあるタイプです。
恐らくなんですがアキレスホースで接続されてる事から1度トイレリフォームをされてるんじゃないかと思います。
ちなみにレベルは確認しませんでしたが目視では若干逆勾配なんじゃないかと思いました。
ローポンプ作業の様子
ローポンプ作業の様子は是非とも動画をご覧頂ければと思います。ちなみにこのローポンプ作業、最初の引くトコが全てで詰まってる物を一旦引いて移動させ押しています。
これを素人さんは押すトコに着目しちゃうんですが実際は引くトコがハイライトになっています。
そう言うトコに注目すればラバーカップ(スッポン)で自分でやる時の参考にもなります。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?朝の早くから山川設備に連絡してから山川設備のYouTubeチャンネルを観て待っててくれたそうです。
帰りにチュッパチャップスをお土産で頂きました。包装がお洒落です。
動画ではイキって『ローポンプ使って抜けなきゃ詐欺やぞ!』なんて言ってますがホンマに抜けん時もあります。
そんな場合は詰まりの原因がトイレットペーパーの流し過ぎじゃない事が多いんで是非とも可能性がある事を最初から告知下さい。
参考記事【トイレ詰まり ラバーカップ、真空ポンプ、ワイヤーもダメだった】
逆に言うとどうにもこうにもになってからだと作業費用も高くなるから…現場からは以上です。