一戸建て１Ｆトイレにタワシを流してしまって詰まった

大阪市東住吉区照ヶ丘矢田より【一戸建て１Ｆトイレにタワシを流してしまって詰まった】って依頼が舞い込んできました。

大抵の場合、タワシを落とすと手で取ればいいのに何故かスッポン(ラバーカップ)で押し込んじゃいます。

んで、流れなくなって業者を手配するってパターンなんですがトイレに物を落としたら手を突っ込んで取れば良いんです。

そこに大便があっても後で手を洗えば良い話ですから(笑)

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到着すると一見『ホンマに詰まってます？』って位に綺麗なトイレでした。

この後の事も考えて止水栓を閉めてからトイレの水を流してみると見事にタプンタプンの状態になります。

何が詰まってるか分からん時はローポンプ作業で詰まり抜きを試しますが、今回の様にタワシが詰まってるって分かってる時は便器を外します。

便器を外して反対側から押して取ったりそのまま反対側から取ったりします。

便器を外したら先に排水管の方を確認します。ここでタワシが見えたら取れば良いんですが今回はどうやら便器の様です。

便器を外す前に固定が緩んでてグラグラやったんですがフランジが金属製フランジでした。

便器を倒して出口側から見てもタワシは見えませんでした。

そんな訳で出口側からピックアップフレキシブルを使って突きに突きました。

最初は入口出口の両方から触れなかったんですが出口側から押す事で少しずつ移動させ入口側から取り出す事に成功しました。

犯人はお母さんだったんですが『どんなけ奥まで掃除しとんねん！』って感じです。

金属製フランジを諦めて樹脂製のフランジに交換して便器を固定しました。

ネジ類もグッスグスやったんで丁度良かったです。

密結ボルトも密結パッキンもボロボロやったんでトイレタンク下関係は全て新しい物に交換して行きます。

サイフォン管はＳＡＮＥＩのＰＨ８４０－５１、これにＲ４４密結ボルトって感じです。

トイレを復旧させてトイレットペーパーを流す通水テストをしてからトイレの大掃除をしました。

そんな訳でいかがでしたか？

古いトイレだったんでリフォームも考えてはったんですが復旧作業に伴う部品交換で固定もバッチリになりましたから暫くは使えそうです。

便器の汚れを見てもらえば分かると思うんですがパッキン類は全てズルズルの状態でした。

現場からは以上です。

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