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東大阪市御厨南より【トイレ詰まり】って依頼が舞い込んできました。
いつもの石切で工務店を営んでるパイセンからの緊急依頼です。
当然パイセンはローポンプ作業で解消する事を前提としてワテを呼んでるんだが毎度毎度ローポンプ作業でトイレ詰まりが解消してる訳ではありません。
後からお客様に聞いた話ではニットの帽子が見当たれへんって事なんで、原因はそれちゃうん?って感じです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは状況確認から
現場は賃貸マンションの6Fで3点ユニットのトイレ詰まりと言う事になります。
この時点では、まだニット帽の事は聞かされていません。
トイレを流してみると水位は一旦上がって溢れそうになり、そこからスーっと水が引いて行くって感じのトイレ詰まりでした。
ここで『ひょっとしたらニットの帽子を落としたかも知れへん』って聞かされ『そのニットの帽子ってそこら辺にあらへんか?』って言ったら『そこから見掛けてないねん…』ですって(苦笑)
トイレの品番確認
( ´Д`)=3 フゥ『って事は便器の中にニットの帽子が入ってる可能性が高い訳やなぁ~』って思いながら慌てても仕方ないんでトイレの品番確認でもして行きます。
トイレタンクの品番はTOTO SU544Dってタンクでした。このタンクは水漏れ修理が出来るタイプなんで水漏れが始まったら業者さんを呼んで下さい。
便器の品番確認をするとTOTO C14RSって便器でした。このRSの文字が小さいのは何か意味があるんでしょうか?
どちらにしてもローポンプ作業で圧を掛けるのが難しいタイプの便器となっています(涙目)
ローポンプ作業を試す
詰まってる物が分かってるんでローポンプ作業もいつもとは違うリズムでやって行きます。
引いて、引いて、ひたすら引いて、って感じでニットの帽子を引きずり出そうとしますが圧が上手く掛からず何度やっても出てきてくれません。
ここで今思えばパイセンの現場なんだからバリュー・オーガを試すチャンスだったのにすっかり忘れていました(号泣)
便器の脱着作業
便器を外して排水管を覗くと排水管の方にはニットの帽子は見当たりません。
便器を横に向けて反対側を見るとニットの帽子が見えました(苦笑)
無事にニットの帽子を救出出来たんですが問題はここから!外した便器を元に戻さなきゃいけません。
洗浄管のタンクは触れば触るだけ水漏れが始まります。現にこの現場も水漏れが始まってサイフォン管の交換と洗浄管ナットの交換と洗浄管パッキンの交換をしました。
普通のトイレなら『古いんやからトイレを新しくせえ!』って感じなんですが安い家賃の賃貸マンションなんでそんな訳にも行きません。
微妙な角度の洗浄管を何とか接続して原状回復工事は終了です。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?上手くいくかは分かりませんがどない考えてもバリュー・オーガで引きずり出す方がリスクが少なかった様に思います。
圧が掛けれない便器は便器脱着作業って頭があるんでこれからはバリュー・オーガの選択肢も思い描きながらトイレつまりの現場に立ち向かおうと思います。
『和式トイレ洗浄管で結ばれてるトイレはバリュー・オーガ』現場からは以上です。