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とある店舗の管内カメラ調査 スラブ下の配管は詰まってました
大東市住道より【店舗の管内カメラ調査をしてほしい】って依頼が舞い込んできました。
前回行ったんがいつかは忘れましたが今年のどこかでトイレ詰まりの依頼で行った事がある店舗です。
オーナー様から事前に事情を聞くと配管のキャップが外れて店舗の床下に汚物が溢れ、その汚水が階下漏水しちゃったみたいです。
汚水の責任はどこになるのか?
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から

現場に到着するとウチより先に到着してユニットバスを解体してる筈の業者さんはまだ来てませんでした。
待ってる間に掃除点検口を開けてみると特に水が溜まってるとかはありませんでした。
管内カメラ調査

大工さんがあっちゃこっちゃの床を開口しまくってて脱衣場の開口部を覗くと汚物まみれになってました。
そこで持ち込んでたM40で掃除点検口から管内カメラ調査をする事にしました。

管内カメラ調査をし始めるとまだ配管して1年も経ってない配管やのに尿石が管壁に付着してるのが確認出来ました。

固い尿石と柔らかい尿石があったんで前回の詰まりも今回の詰まりも気付くのが遅かった可能性があります。


ここで一旦竪管に到達しました。
洞察力が優れてる人はこの管底が詰まってるのが分かりますよね?

近付けたらハッキリしますね。

これで配管の詰まりは確定です。

脱衣場の開口部なんですがこの左側の配管を管内カメラ調査してました。
ここでウチより先行してユニットバスを解体しにくる業者さんってのが7:30じゃなくて19:30やったって事が判明して一旦撤収となりました。
夜間の管内カメラ調査

これ、ユニットバスを解体撤去した跡なんですが汚物がエグいでしょ?
この太いパイプにはキャップがしてあったんですが何かしらの圧が掛かって外れたそうです。

ここはいきなり竪管なんですが管底には既に汚物が溜まっています。

横管を見に行くと完全に詰まってる事が確認出来ました。
女子トイレ前の掃除点検口

次に女子トイレ前の掃除点検口からも管内カメラ調査をしますとやはり竪管を落ちてからの横管が詰まっているのが確認出来ました。
スラブから立ち上がってる配管は5本あるんですがその内の3本は詰まってる事が確認出来ました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
この記事は後からオーナー様があれこれと言ってきた時に答えれる様に記録している物です。
いつも言った言わないでややこしくなるんで自分用の記事です。
一応、店長さんと経理のお母さんと職人さん2名に説明はしてるんで大丈夫やと思いますが念の為…
詰まり抜きはビルの管理に状況を見せてからとアドバイスをしときました。
現場からは以上です。