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東大阪市吉田本町より【トイレ詰まり】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【尿瓶の蓋が見当たらずスッポン等で一時的に詰まりは解消するもののこの半年間しょっちゅう詰まってます】との事です。
事務所に代理人の方が来店され料金の事についての質問があって状況的に『洋式トイレ大便器の脱着作業になるのでは?』とお答えして現場に急行しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると比較的新しいトイレでしたが便器タンクはTOTOなんですが温水洗浄便座はLIXILでした。
右側にパイプスペースがあるんで左側にレバーがあります。
とりあえず蓋を開けると水は引いてますがトイレットペーパーは残ってるって状況でした。
止水栓を閉めて水抜きがてらに流してみると流れないんでトイレ詰まりが絶賛継続中って事になります。
トイレの品番を確認
トイレタンクの品番シールを確認するとTOTO SH371BAJって感じです。
手洗いに洗剤が置いてあったんで『置かない方が良い』といつもの通りレクチャーしました。
便器の方はと言うとTOTO CS370で床排水となります。
左の奥に尿瓶が悲しそうに転がっていました。蓋は何処にも見付からずどうやらホンマに便器の中に落としたっぽいです。
洋式トイレ大便器を外す
トイレタンクは一瞬で外せたんですが左奥のナットがサビてて回らず供回りするんでナットブレーカーを使ってナットを割りました。
何とかナットを外して便器を外す事が出来ました。
まずは排水管の中を確認します。目視で見る限り特に詰まってる様子はありません。
排水管の中が詰まってないなら便器が怪しいんで横に向けます。
便器の出口側から覗き込むと青い物体がチラッと見えました。
プラスドライバーで向きを変えながらラジオペンチで取り出すと行方不明になってた尿瓶の蓋を救出する事が出来ました。
トイレの復旧作業
トイレのトラップに雑巾を通して他に何も残ってないかの確認をしてから便器の復旧作業をして行きます。
手洗いありなんでトイレを完全復旧させてからトイレットペーパーを流す通水テストをしました。
後は各箇所の水漏れを確認しながらトイレットペーパーを流す通水テストを何度もして行きました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?世の中には色んな作業で便器に落した異物を取り出す人が居てると思うんですが今回は洋式トイレ大便器の脱着作業で取り出せました。
ヘルパーさんが流したのか奥様が流したのかは聞きませんでしたが半年間も騙し騙し使ってたって事なんで『ストレスだったろうな』って思いました。
トイレの流れが悪いと感じたら山川設備にお任せ下さい。現場からは以上です。