目次
大阪市北区曾根崎新地より【グリストラップの清掃をしてほしい】って依頼が舞い込んできました。
元々はお店の若い人がやってたそうなんですが若い人が続かなくってたまたま入ってた山川設備のチラシをご覧になって連絡下さいました。
山川設備ではグリストラップの清掃はしますがゴミの処理は出来ません。ただ、めっさ綺麗に清掃します。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまず思ったのは『割とデカいグリストラップやなぁ~』って感じです。
連絡を受けた時は『小さいグリストラップです』って聞いててお店の規模もそんなにデカくなかったんで蓋1枚分の大きさ位に考えてました(苦笑)
グリストラップの清掃なんで蓋を全て開けて状況を確認するとまあまあ汚れてる様に見えますが全く清掃してないって感じではありませんでした。
ただ、通水テストをして行くと下流側の流れが勾配がギリギリなのか排水管もかなり閉塞してるのか少し悪い様に見えます。
グリストラップの清掃
まずはこの網でグリストラップに沈殿している物を掬い取って行きます。この作業はまあまあ重要で過去に割れた茶碗の破片で指を切って結婚指輪を病院で切られた事があるんで慎重に沈殿物を掬い取ります。
バクテリアの塊がかなり多く用意されたゴミ箱にドンドン掬い取って行きます。
ある程度バクテリアの塊や底に沈んでいた沈殿物を掬い取ったら大量の氷をグリストラップにぶち込みます。
普通ならこれで浮いてる油分が白く固まり掬い易くなるんですが…
あくまでも安い油を使ってる飲食店ならこの方法が通用するんですが、ここは北新地…高級な油を使ってはるんで簡単には固まってくれません。
ここで思ってたよりも時間を使ったんですが浮いてる油分はほぼほぼ掬い取りました。
作業後の写真
特殊洗剤も使いながらグリストラップをヘラとタワシを使って綺麗に掃除して行きました。
バスケットも仕切り板もこのタイミングでピカピカに磨き切って行きます。
全くグリストラップの清掃をしてないお店だったらここが大変なんですが今まで定期的に清掃されてたんで割と簡単に清掃は終了しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?作業が始まってすぐにオーナー様は買い物に出掛けて戻ってきたタイミングではかなり終盤でした。
仕上がりを気に入っていただけて次回からは定期的に山川設備にグリストラップの清掃を任せて頂く事が決まりました。
1ヶ月に1回の定期清掃となります。山川設備に依頼下さるとグリストラップの下流側での排水詰まりにも対応が出来るので安心かと思います。
逆に掬い取った油分やゴミの処理が出来ないのは弱点になります。
現場からは以上です。
関連記事
【大阪市西淀川区柏里にある焼肉屋さんからグリストラップの清掃依頼がありましたの巻】
【厨房排水管詰まり 営業中にグリストラップが溢れそうになったら】(別館サイト)