引っ越しの為、ウォシュレット→普通便座に交換してほしい

豊中市新千里東町より【引っ越しの為、ウォシュレット→普通便座に交換してほしい】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【元から付いてた普通便座や部品は残ってる】との事です。

数日後に不用品回収があるのでウォシュレットも回収してくれるらしく山川設備は廃材処分もしなくて良くてただただウォシュレットから普通便座に交換すれば良い話でした。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

現場に到着すると家の中はまさに引っ越しの準備真っ最中って感じで段ボールに荷物を詰め込んでる最中でした。

『うわぁ～大変ですねぇ～』なんて言いながらトイレに案内してもらい『こっちで作業してるから奥さんはそっちで作業しといて下さい。』って感じで作業を開始します。

原状回復になるんですが元々付いてた普通便座も部品類も固めてくれてたんで話は早そうです。

ＴＯＴＯの組み合わせトイレにPanasonicの温水洗浄便座が付いてるパターンでした。

まずは電源を抜いて止水栓を閉めます。この止水栓、アングル止水栓だったんで何かのタイミングで専用止水栓から交換されてるのが分かります。

分岐金具を外してトイレタンクの給水ホースを直接アングル止水栓に繋いで行きます。

今回の温水洗浄便座はベースプレートにスライドさせて取り付けてるタイプなんで逆にスライドさせて本体を解体撤去して行きます。

次にベースプレートを外すんですが仕組みが分かっていたら手を突っ込んでナットを緩めるだけです。

ここの仕組みが金具だったり固着してると工具の出番となりますが今回は手回しで外す事が出来ました。

このタイミングで解体撤去した温水洗浄便座やベースプレートやリモコンを一つの袋にまとめておきます。

ちなみに山川設備が廃材処分まですると廃材処分費を頂く事になります。

常に片付けながら次の作業に取り掛からないとトイレは多目的トイレでもない限り狭いんで邪魔になります。

普通便座の取り付けをしてみて気付いたんですが普通便座がレギュラーサイズで便器はエロンゲートだったんでサイズ感が違いました。

奥様にその事をお伝えすると『それもあって温水洗浄便座にしてたんですよ』って言ってはりました。

そんな訳でいかがでしたか？このマンションは分譲マンションだったんですがいわゆる分譲貸しって感じで賃貸契約をされてたんで引っ越しをする時には原状回復をせなあきません。

場合によっては温水洗浄便座の為に専用止水栓に交換してる場合なんかは止水栓の交換もする必要があります。

温水洗浄便座やウォシュレットを家電量販店で買って付けてもらってる場合は大抵の場合その必要がないパターンが多いです。

って言うのも止水栓の交換は資格が必要なんで家電量販店から派遣される職人さんが持ってない事が多いんです。

現場からは以上です。

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