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阪南市石田より【前に付けたウォシュレットを新しく引っ越しした先のトイレに付けてほしい】って依頼が舞い込んできました。
昔にトイレの改修工事をしたお客様が団地の取り壊しで引っ越しを余儀なくされて『せめてウォシュレットは持って行きたい』と思ったそうです。
新しい部屋のトイレを修理しに来た業者さんにお願いしたら丁重に断られたそうです。
普通に考えたら中古のウォシュレットの移設工事はあれこれとリスクがあるんで山川設備でも仮に取り付けられないトラブルやその後の水漏れ等のトラブルもノークレームのお客様にしか対応してません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説します。
まずは状況確認から
現場に到着する前に前回トイレの改修工事をしたのか調べたら2014年だったんでもう7年も前の事でした。
旦那様は『まだ2、3年しか経ってないから…』って言ってたんですが『どんな記憶やねんっ!』って感じです。
ウォシュレットの解体撤去
先に止水栓を閉めてウォシュレットの給水ホースを片ナットチーズと共に解体撤去してトイレタンクの給水ホースを止水栓に直結します。
このタイミングでフレキパッキンも念の為に交換をしておきます。
次にコンセントを抜きます。
恐らくなんですがこのトイレ、改修工事の後は1度も掃除してないんじゃないかなぁ〜って思いました。
外したウォシュレットを新しい部屋に持って行くんですが、もうノズル周辺は変形し始めててかなりの汚れが入り込んでいます。
『まだ動くんやろか?』なんて思いながら新しい部屋まで運んでました。
新しい部屋での作業
新しい部屋の便器には普通便座が取り付けられていました。
まずは普通便座を外して行きます。
普通便座を外した流れでベースプレートを取り付けて行きます。ここが今回のキモでゴムが変形して固着してたんで途中で諦めかけました。
とは言え代わりの部品を持ってませんし取り寄せで何日か後にまた来るのも嫌ですから小さいマイナスドライバーとラジオペンチを駆使して何とか取り付けました。
先にコンセントを接続して行きます。
問題は給水管で止水栓に片ナットチーズを取り付けるとほとんど距離がありません。
給水管の立ち上がりを少し切ろうかとも思いましたが壁と同じ色を塗られてるんでややこしい。
止水栓を交換して向きを変えようかとも思ったんですが水ソケがもつか分からない。
そんな訳でブレードフレキホースを使って給水を接続しました。
本来ならばウォシュレットのホースとタンクのホースは逆に取り付けるんですが現場の状況でこんな感じに接続しました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?何とかギリギリで取り付けましたがちょっと前に出ています。
これはトイレタンクと便器の寸法上仕方ないんですがベースプレートにギリギリの位置で取り付けました。
あんなけ汚してたら機能部分ももうそろそろやと思うねんけどなぁ~(笑)
現場からは以上です。
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