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キッチンの床に水が溜まる 水道局の人が調べたら給湯管辺りだと
東大阪市西岩田より【キッチンの床に水が溜まる 水道局の人が調べたら給湯管辺りだと思うと言われた】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【今は給湯器の元栓で止めている】との事です。
キッチン前の収納庫から床下を覗くと水浸し状態で何処から水漏れしてるのか特定出来ない状態でした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して話を聞くと水道料金が35000円を超えて慌てて水道局に連絡をしたそうです。
水道局の人が調べていくとどうやら給湯器の辺りの何処かで水漏れしてると言われたそうです。
奥様が既に収納庫を片付けられていて早速床下をチェックすると完全に水浸し状態になっていました。
被覆銅管が床下に転がっていたんですが現在は給湯器の止水栓で止めてるって事なんで何処からの水漏れかは分かりません。
家の中のお湯が出る所を確認して『今ある給湯管を全て使わず新しい給湯管を露出で引き直したらどうですか?』って提案して給湯設備の改修工事をする事にしました。
3点のコアドリル穴開け
まずはキッチンの水栓お湯側の偏芯管を外してコアドリルで穴を開けようとしたんですがサッシ廻りの関係上穴をズラして開けました。
浴室のシャワー水栓のお湯側の偏芯管も外してこちらは穴をズラさず開けました。
洗面所は止水栓を外して外の壁に向かって穴を開けて行きます。
給湯管露出配管工事
給湯器とソーラーの配管の分岐から給湯管を切り換えて行きます。樹脂管で保温設備を2重にして露出配管をしました。
キッチンとメインの繋ぎ込み部分です。壁には支持金具、ガス管とは結束バンドで固定をしました。
浴室と洗面の配管はこんな感じになりました。犬走りは狭いから作業がしにくかったです。
作業後の通水テストで更なる水漏れが…
2人掛かりで工事をしてたんですが自分はボランティアの経験を生かして床下の水を全て抜きました。
水道メーターの止水栓を開栓してパイロットが回らない事を確認してから通水テスト兼エア抜きをし始めた時に事件が起こりました。
床下にドンドン水が溜まってくるんです。既設給湯管は死んでるんで(もう繋がっていない)『何の水や?』って大騒ぎになり調査をしていくとキッチンの排水管からの水漏れでした。
外に出て排水枡を確認するとキッチンからの排水管が水に使っており流れが悪く、更にコンクリート枡が割れててただただ漏れてるだけでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ちょこっとだけ合間を縫って動画も撮っていますんでそちらもご覧下さい。
予定が詰まっているんで排水設備の改修工事は後日行う事になりました。
お風呂は入れる様になったけど今度はキッチンが使えなくなりました。
現場からは以上です。
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