東大阪市御厨東より【戸建て、外の排水桝から水が溢れている 排水管が詰まっていると思う…】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【２年前にも別業者で高圧洗浄したがまた同じ所で詰まったみたい…】との事です。

 

【マスは３箇所あり、場所が狭いんです】って事なんですが『何で前の業者さんに頼まへんのやろ？排水経路は分かってる筈やのに…』って思いながら現場に向かいました。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

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まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると家と家の間が極端に狭い上に犬走り(犬も走れねんじゃね？)はタプンタプンに水溜りが出来ています。

 

汚泥の中、薄っすら排水桝は見えてるんですがどこが詰まってるんかは全く分からない状況でした。

 

 

両隣の最終桝の蓋を開けて確認するとどちらも生きているんでここから高圧洗浄機を使った洗管作業で何とか出来そうと考えました。

 

長靴に履き替え意を決して犬走りに入って行きます。

 

 

犬走りの溢れっぷり

 

 

とりあえず薄っすら見えてる排水桝の蓋を開けて行きたいと思います。

 

幅が３５０しか無いので『邪魔くせぇ～なぁ～、ただ、２年前に解消したヤツが居てるって聞いたらなぁ～』って嫌々入って行きます。

 

 

先に奥の排水桝の蓋を開けて確認すると油脂の塊が今にも溢れそうになってます。

 

 

手前側は雑排水桝の筈やのにトイレットペーパーなんかも出てきてるんで『汚水管の詰まりなんか？』って思いながら、どちらにしても排水経路が分らんから高圧洗浄機を使って洗管作業する方針になりました。

 

 

高圧洗浄機を準備

 

 

こんな状態で出し惜しみしても仕方がないんで低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備をして行きます。

 

ポータブル高圧洗浄だったら高圧ホースも短くて済みますがこれだけの油脂の塊と戦ったら日が暮れます（苦笑）

 

 

高圧ホースはホースリールの２０ｍに１０ｍを足して３０ｍにしました。

 

洗管ホースは３分１０ｍと１分１５ｍの２本を準備をしています。

 

 

排水管高圧洗浄を開始

 

 

どれがどれなんか確認するスペースはありませんからとりあえず右の最終桝からの高圧洗浄を開始します。

 

 

右の最終桝からの高圧洗浄して３分の洗管ホースが入って行かないトコまで洗管作業した後に左側もそのままのホースで洗管作業をして行きます。

 

 

ちなみに先発で使ったんはＡＳＡＤＡ製の後方６穴ノズルです。油脂の塊との相性はまあまあ良いかなぁ～って思いながら使っています。

 

 

とりあえず排水管の油脂の塊がゴロゴロ出てくるんでザックリ排水管を洗管作業して要所要所で排水桝の清掃もして行きます。

 

 

本格的な油脂の塊除去

 

 

次にノズルをチェーンノズルに変更して一気に油脂の塊を除去して行きます。

 

 

あまりの狭さに写真を撮ってる場合じゃなくなって１分の洗管ホースで各枝管を洗管作業してる写真はありませんでした（号泣）

 

普段なら雑排水桝をもっと綺麗に清掃したりするんですがこの狭さでは無理な注文です。

 

 

まとめ

 

 

そんな訳でいかがでしたか？周りの人の協力もあり何とか日没前に排水管清掃は終わりました。

 

排水経路の確認もしたかったんですが２件のお宅をコントロールせなアカンかったんでなかなか難しい物がありました。

 

前の業者さんもここまでやってたんならまた２年後に詰まります。やってなかったんならもう少し伸びると思います。

 

勾配が悪い箇所があったんで家主さんには報告してますが工事が出来る状況ではありません。

 

現場からは以上です。