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大阪府堺市中区福田より【厨房カウンター下の水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
2日に【厨房 排水つまり】との依頼で伺いドレンクリーナーで通管作業をしたお客様なんですが、まだ厨房カウンターの下から水漏れするとの事で3日に連絡がありました。
前回の作業はこちらからどうぞ!【厨房排水詰まり 枝管から逆流してくる ワイヤーと薬剤を駆使】
3日は予定が詰まってての今日の再訪問になりました。
では、気になる『再発か否か?』は続きをご覧下さい。
まずは状況確認から
現場に到着すると店長さんが『バックヤードの冷蔵庫の下の水漏れは完璧に止まってるんやけど厨房カウンターの下からまだ水漏れしてくんねん』との事です。
『この前来てくれた時より全然マシなんやけど前回の作業の時に言うん忘れてた排水管があるねん』と調理台の引き出しを外してくれました。
調理台の下を覗くと確かに排水管(HT管)がありますがアイスのドレン排水管なのと立ち上がりが他の排水管より高い位置にあるんで水は逆流しないと思うんやけど…
店長さん曰く『床と排水管の際から水漏れしてない?せっかくやからここもワイヤーを通しといて!』との事です。
ドレンクリーナーで通管作業
あんまり意味がないと思いましたがドレンクリーナーで通管作業をリクエストされたんでやってみる事にしました。
ワイヤーを通す準備をして通水テストの準備もします。
ワイヤーが1つ目の継手を超えるかどうかの段階で通水テストも始めます。
ワイヤーは8mmのワイヤーを選択しました。
防臭キャップを新設①
手応え的にも通水テストをした結果も排水管は詰まってません。
せっかく調理台の引き出しを外してるんで防臭キャップを新設する事にしました。
普通の排水蛇腹ホースより細いドレンホースなんでそれに合わせた防臭キャップを新設しました。
ちなみに今日は4種類の防臭キャップを新設してます。
アイスビンの下
山川設備的には一報が入った時に1番疑ってたのはココです。
排水蛇腹ホースもヌメヌメになってたから水漏れを疑うんですが、そもそも氷が溶けた水しか流れないんで硬化してても触りさえしなければ亀裂は入りません。
アイスビンの結露なのか?アイスビンそのものの水漏れなんか微妙な感じなんですが山川設備はアイスビンそのものの水漏れは対応出来ないんでメーカーさんに見てもらうアドバイスをしました。
この排水蛇腹ホースを伝った水が排水管の隙間から上手く伝ってたんでココは防臭キャップを新設してません。
前回の作業した箇所を通水テスト
この排水管はドリンクのドレンホースが入ってたんですが前回の作業してる箇所なんで通水テストをして水が溢れるかのチェックをします。
勿論、水は逆流しません。
奥の排水管を通水テストしましたが水は逆流しません。
続いて手前側排水管を通水テストします。ここも逆流しません。
手前の排水管には防臭キャップを新設しました。奥の排水管は在庫切れで防臭キャップしてません。
厨房入り口の排水管
厨房入り口の排水管に排水蛇腹ホースが突っ込んでるんですがエルボがちょっと上を向いてるだけなんでココも逆流を疑いました。
継手部分に短い排水管の差し込みをして排水蛇腹ホースの差し込み部分に防臭キャップを新設しました。
食洗機の下
食洗機を回して排水管の逆流があるのかをチェックしましたが逆流しません。
ここに合う防臭キャップがあったんで新設しました。
食洗機そのものの水漏れを発見したんでタッパー?で受けて様子見してもらいます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?アイスビンそのものと食洗機そのものの水漏れの可能性があるんですがどちらも山川設備では対応出来ません。
これが排水管の水漏れや排水蛇腹ホースの水漏れだったら対応出来ます。
4箇所に別々の防臭キャップを新設しましたが通水テストでは水の逆流は無かったんで一旦様子見してもらいます。