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奈良県生駒郡平群町若葉台より【自宅の洗面所 蛇口辺りから水漏れ?】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【レバータイプの混合水栓】との事です。
『最近、洗面所の前が水浸しになるなぁ〜』って思ってた奥様が旦那様に『ちゃんと手を洗い!』って怒った事で旦那様が名誉の為に拭き掃除しながら洗面所の下からの水漏れに気付いたそうです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認
現場に到着して早速洗面所に案内してもらいます。
既に洗面所の下は片付けられていて調査しやすい状態にしてくれてました。
洗面所の水栓を調査するとMYMの混合水栓でシャワータイプのレバータイプでした。
混合水栓そのものもポタポタと水漏れがありました。
洗面所の下を確認しようとすると『水を出したら蛇腹のシャワーホースから水漏れすんねん』って旦那様が教えてくれました。
後、MYMの専用止水栓からも水漏れがある状態でした。
洗面所混合水栓の解体撤去
シャワーホースの水漏れはシャワーホースの交換(部品が手に入れば)ポタポタ漏れはカートリッジの交換(これも部品が手に入れば)止水栓の交換をすれば良いんですが既に潰れてるメーカーの部品を調達するより混合水栓の交換をお勧めしました。
旦那様と奥様が相談してレバータイプの混合水栓そのものを交換する事になってまずは解体作業をして行きます。
先に止水栓から水道ホースを外して洗面所の下から混合水栓の固定を外して行きます。
固定が外せたら洗面所の上から引き抜けば混合水栓は簡単に外せます。
混合水栓の取り付け
外した逆の順番で新しい混合水栓を取り付けて行きます。
上から混合水栓を差し込んで下からナットで洗面所に固定をして行きます。
今回はLIXILのSFー800SYUって混合水栓を取り付けました。
いつもならTOTOの水栓しか持ってないんですがたまたま持ってたんで2人にどっちが良いか聞いてこちらになりました。
混合水栓の取り付けが終わったらシャワーホースの接続をして行きます。
混合水栓の交換だけなら水湯の接続もこの時点で行います。
止水栓の交換
MYMの止水栓を交換するんですが解体前に新しいアングル止水栓を準備しときます。
水道メーターの止水バルブを閉めに行き散水栓で残り水を逃がします。
その時に止水バルブが効いているか確認しとかないとあきません。
今回交換する止水栓はKAKUDAIの705ー601ー13ってアングル止水栓です。
準備が整ったらまずはMYMの止水栓を解体撤去します。
止水栓の解体撤去は壁の中の給水管や給湯管を折ったり捻ったりしない様に細心の注意をして行います。
アングル止水栓を取り付けたらバルブを閉めて水湯のホースを接続します。
外に出て水道メーターのバルブを開栓します。
通水テストで水漏れ確認
洗面所下の止水栓を閉めてる状態で水漏れ確認をして問題が無ければアングル止水栓を開栓します。
このアングル止水栓の開栓もウォーターハンマー現象に気を付けてゆっくりジワっと行います。
次は混合水栓をジワっと開けてエア抜きを行います。
エア抜きが終われば水を出しっ放しで洗面所下の接続部品に水漏れが無いかの確認をします。
給湯器のリモコンに電源を入れて次はお湯がちゃんと出るかの確認をします。
お湯に変わるまでの間に給湯ホースの水漏れ確認を行ってお湯が出てる事を確認したら作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
MYMの混合水栓の水漏れも良くある事案で部品交換をする人はめっきり減りました。
理由は簡単で次から次へと水漏れしてくるから混合水栓そのものを交換する人が増えたからです。
まっ、数百万する車でも10年したら買い替えますもんね(笑)
現場からは以上です。