生駒市元町より【家の中のニオイが凄くキツイ 汚水の様なニオイがキッチンに充満】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【浄化槽使用している】との事です。

 

臭いって主観的なもんなんで臭いと言えば臭いし気にならない場合もあるんですが今回の現場では『うわっ!なんじゃこの臭い!』って感じで臭いに鈍感と言うか慣れてる自分が臭いって思ったんで相当なもんでした。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

生駒市元町の異臭騒ぎは山川設備にお任せ下さい。
【ここ最近の出来事】

 

現場に到着して奥様にここ最近の出来事を説明されます。ちゃんとメモにしてくれてたんでめっさ分かりやすいんですが、この話を聞いてる間もマスクをズラすとまあまあ臭いニオイがキッチンに充満しています。

 

11月に同業他社さんが排水詰まりを解消させたらしいんですが『そのタイミングからニオイがキッチンに充満し始めた』って話なんです。

 

その後、更に別業者さんを呼んで排水蛇腹ホースの交換や薬品を投入してもらい12月10日には浄化槽の汲み取りもしたそうなんですがニオイは収まらずって感じです。

 

 

排水桝の確認

 

生駒市元町で排水桝の確認は山川設備にお任せ下さい。
【家の裏の排水桝の確認】

 

台所で水を流すとゴボゴボ音がしてトラップを外すと音がしないって感じだったんでとりあえず排水桝の確認をしに行きました。まずは家の裏側にある排水桝の確認をすると…

 

生駒市元町で排水桝が詰まったら山川設備にお任せ下さい。
【汚物が流れてない】

 

いやぁ~汚物が流れていません。奥様に言わせると『2階のトイレの流れが悪いから使うな!って言ってるのに…』って感じです。

 

排水桝は綺麗から『ここ数回の分が流れてないなぁ~』って思いました。

 

生駒市元町で排水桝の流れが悪いと感じたら山川設備にお任せ下さい。
【家の左側の排水桝】

 

下流側にあたる家の左側の排水桝を見る限り綺麗には見えるんですが…

 

このタイミングで奥様に走ってもらい各排水経路を確認したんですが2階のトイレは何回か流したら汚物は流れて行きました。

 

 

管内カメラ調査

 

生駒市元町で管内カメラ調査は山川設備にお任せ下さい。
【管内カメラ調査】

 

床下点検口も開けてはったんですがとりあえず管内カメラ調査をしました。

 

管内カメラ調査の模様は動画でどうぞ!(日付が設定し忘れて変な日付になっています。)

 

 

 

 

台所の排水管が無駄に曲がりが多く無理して突っ込んで一時抜けなくなって排水管を切り換えしたんですがずっと録画になってたみたいです(苦笑)

 

11月に洗管作業をしたって話だったんですが排水管内は油脂の塊が残っていました。

 

 

床下点検口から配管を確認

 

生駒市元町でキッチン下から異臭がしたら山川設備にお任せ下さい。
【ニオイの原因を発見!】

 

管内カメラが抜けなくなったんもあって床下収納庫より配管を確認したら『あっ!あれがニオイの原因かもしれん!』って配管を発見しました。

 

普通に考えたら異臭騒ぎって水封切れのパターンか床下に動物の死骸があるパターンのどちらかが圧倒的に多いんですがこのパターンは初めてです。

 

生駒市元町でキッチンの異臭騒ぎは山川設備にお任せ下さい。
【ガムテープで蓋って雑!】

 

床下に潜って75の立ち上がりを見ると排水管にガムテープで蓋をしてるって雑な施工でした。

 

元々この上にキッチンを設置する予定だったそうなんですが急遽場所を変更したらしくここに立ち上げたみたいです。

 

こんな雑な施工をした人の顔が見てみたい』って思ったんですがビニールテープやガムテープって劣化したら防臭出来ないのを知らないんでしょうか(苦笑)

 

 

排水管を少し触ります

 

生駒市元町で排水管の切り換え工事は山川設備にお任せ下さい。
【継手類を準備】

 

車を家探しして75のキャップが見付からず100のキャップはあったんでとりあえず蓋をする事にしました。

 

管内カメラを救出するのに枝管も切ろうと思ってたんで『掃除点検口を作ろかな…』とも思いました。

 

生駒市元町で排水管にキャップの新設をするなら山川設備にお任せ下さい。
【75→100にキャップ】

 

恐らく一生使わん排水管なんで75を100に変換してキャップしました。高さの制限があるんで立ち上がり部分を少し切ってガムテープ部分を奥様に見せて再度説明しました。

 

生駒市元町で床下の排水管の切り換え工事は山川設備にお任せ下さい。
【枝管との関係性】

 

75と50のYの継手を使ってるんですがこんな感じの配管をすると排水桝からの洗管作業をするとメイン管に入ってしまいます。

 

このYの継手が無駄で洗管作業するにしてもキッチンの方には向かいません。(カメラ調査しながらなら別ですが時間の無駄です)

 

生駒市元町で枝管の切り換え工事は山川設備にお任せ下さい。
【枝管も一旦切りました】

 

ちなみにキッチンの排水蛇腹ホースが突っ込んでた立ち上がり部分はVP管だったんですが床下に転がしてる配管はVU管でした。

 

これ、通管屋泣かせの配管で普通の脳みそを持った設備屋さんはやらないとの信頼を大きく裏切っています。

 

 

まとめ

 

生駒市元町で排水管の定期清掃は山川設備にお任せ下さい。
【床下からひょっこりはん】

 

そんな訳でいかがでしたか?無事に管内カメラも救出して『50の曲がりは4つまで!』って改めて心に誓いました。

 

ちなみに枝管の立ち上がりから75のチーズまで7つもの曲がりがありました。

 

排水管の定期清掃するにしても油脂の塊を1回1回完璧に除去するには超旋回ノズルが必要になってきます。

 

食洗機の排水管を最上流に持って行ってメイン管に直接繋げば洗管作業はしやすくなるけど食洗機の排水管が最上流ってアカンやろなぁ~現場からは以上です。

 

 

最善策

 

キッチンの真下に穴を開けて排水管を通してやればまあまあ曲がりの少ない配管が出来そう。

 

蛇腹ホースが突っ込んでいる奥を化粧ベニヤで同じ様に塞いでしまえば良いと思います。

 

洗管屋目線で考えたら今回の現場でもあれこれとアイデアが湧くんですが実は自分…閉暗所恐怖症やからあんまり長く床下潜れないんですよねぇ~(若い衆にやってもらいます)