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生駒市白庭台より【1Fのトイレ詰まり 何も落としていないが、よく詰まるとの事】って依頼が舞い込んできました。
別の生駒市の現場に居た時に連絡が入ったんで『1時間~2時間で行くから待っといて!って返事しといて!』って感じで少々待ってもらいました。
排水桝に木の根っ子が侵入して詰まってたパターンなんですが高齢のお客様だったんで『普段排水桝の確認をしてなかった』との事でした。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してトイレに案内してもらって最初の一言は『手洗いの下の洗剤、止めといた方が良いですよ!』でした。
ホームセンターで売ってる様なスッポンのバッタもんみたいなのもあって『いつもはこれで抜けてるんやけど今回は抜けへんねん…』って旦那様が説明して下さいました。
勝手に便座が開いて状況が確認出来たんですが便器から汚物が今にも溢れそうになっています。
トイレの品番を確認
トイレタンクを確認するとTOTOのS721Bの品番シールが確認出来ました。
便器の品番はC720Rでした。久々に当たったんですが未だに現役で頑張っています。
ローポンプ作業で詰まり抜き
とりあえずこの時点では『ちゃっちゃと抜いて戻らな!』って思っていました。
そう、東大阪市でウチのマンションの大家さんがまだ待ってるんです(苦笑)
今回は動画を撮ってなかったからかなかなかローポンプ作業で詰まり抜き出来ませんでした。
それでもえらいもんで何とか抜けたんですが流れ方が異常でした。
排水桝の確認
家の裏に廻って排水桝の確認をしに行ったんですが排水桝の上に色んな物を置いて開けにくくなってます。
トイレの窓を頼りにここ掘れワンワン!って感じで排水桝を探し当てます。
トイレの排水桝を掘り当て蓋を開けて確認すると木の根っ子がびっしり入っていました。
何とか流れは分かったんで下流側の排水桝から洗管作業をする事にしました。
高圧洗浄機を使った洗管作業
車は家の前に止めれてたんで低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備しました。
高圧ホースは20mと10mを繋いで30m、洗管ホースは3分のブレード洗管ホースを選択しました。
先発は前方1穴後方6穴ノズルです。下流側の排水桝からまずは木の根っ子を洗って行きます。
下流側から洗管作業をして木の根っ子を洗髪のイメージで洗って行くんですがここで『せやっ!秘密兵器があるんやわ!』ってある事を思い出します。
木の根っ子を除去
最近、木の根っ子を除去する為に作ったんですがランスノズルを使って木の根っ子を切って行きます。
ランスノズルを使って洗管作業をすると木の根っ子がバツバツ切れます。
同じ様な大きさの木の根っ子が2つ取り出せました。これだけの量ですが実は4本の根っ子が広がっているんです。
排水桝の洗浄清掃
結局何のトラップ管かは確認しませんでしたが根元のパッキン部分から木の根っ子が侵入してました。
ちなみにランスノズルで切りきれなかった1番太い根っ子はパイプソーで切りました(どやさ!)
作業してた下流側の排水桝も絨毯の下敷きになってた物を見付けての洗管作業でこの排水桝も洗浄清掃しときました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?事務所に一旦戻ってきたら新しいストレートのランスノズルや洗管ノズルに洗管ホースが届いていました。(全部今日使いたかったヤツ)
最近排水桝に木の根っ子が侵入してるパターンが多くなってきた様な気がします。
見えてるパターンもタプンタプンで見えないパターンも対応出来ますんで排水の流れが悪いと感じたら山川設備にお任せ下さい。現場からは以上です。