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ウォシュレットの故障による交換 お客様が用意した物を取り付け
兵庫県伊丹市山田から「現在付いてるウォシュレットが故障して水漏れしだしたんで新しい物に交換して欲しい。新しいウォシュレットは用意してます。」って依頼が舞い込んできました。
現時点でウォシュレットが付いてるならコンセントはある筈なんで交換は簡単です。もし、現在普通便座で新しくウォシュレットを取り付ける場合はコンセントがあるかないかの確認が必要です。
コンセントが無い場合は電気工事が必要になって来るんです。
まずは状況確認
トイレそのものは使えるから使用禁止の貼り紙をする程ではないんでしょうが最近は世知辛い世の中になってるんでウォシュレットが使えないだけでもクレームを言ってくる人が居るかも知れないんではなから使用禁止にするんが大正解なんかも知れません。
すでにコンセントは抜いてくれてます。これはなかなか深い対応でそもそも使用禁止にしてるんやからコンセントを差してると電気代が勿体無いんは勿論、ウォシュレットが故障してるんやから水漏れし出すと漏電の可能性も出てきます。
水と電気の相性は悪いんで「ウォシュレットから水漏れしてるなぁ~」とか「ウォシュレットが故障かな?」って思ったら迷わずコンセントは抜いといて下さい。
DIYで修理する場合も業者さんにお願いする場合も同じです。
ちなみに既設トイレは『TOTO SH220BAS』のタンク品番です。
TOTOのトイレに現在は『Panasonic DL-EFX10』って品番のウォシュレットが取り付けられてました。
実際の作業(解体撤去)
このPanasonicのウォシュレットは右側にボタンがあって押しながらスライドさせると簡単に外せます。外した時点でこの様に汚れてるって事は掃除する人がスライドして掃除する事を知らないかそもそも掃除する気が無いかのどちらかです。
はいっ、素直な人は手を止めて早速トイレにダッシュして確認してみて下さい。ちなみにINAXだと上に上がるタイプもあったと思いますが山川設備はあまり見掛けた事が無いです。
ウォシュレットを交換するのに金額ばかり気にするんでは無く便利な機能があるんかないんかを調べていくと楽しいですし勉強になります。
金額は全てを調べつくしてからの話です。金額から物を決める人で成功した人を見た事がありません。
引き続きベースプレートの解体撤去をします。便器の下にナットがあるんで緩めたら上からボルトが抜けます。
TOTOのウォシュレットもベースプレートを取り付けるタイプなんで少しだけ掃除しときました。
取り付け施工
止水栓に分岐金具(片ナットチーズ)を取り付けてストレート側をトイレタンクのホースと繋ぎます。
次にベースプレートを取り付けます。ベースプレートの取り付けにはコツが要ります。
便器に黒いモコモコを通して行くんですがちょっとだけ洗剤を塗ると楽に通せます。
後はベースプレートの位置の設定なんですが慣れてる人は1発で決めますが下手くそがやると…めんどくさい事になります。
お客様が用意してたウォシュレットはTOTO TCF8PK22って機種でした。#SC1ってのはカラーの事でこれはアイボリーになります。
分岐金具にウォシュレットのホースを接続するんですが恐らくTOTO製品は全て紙パッキンが入ってると思うんですが上手に真っ直ぐ接続して下さいね。
ゴムパッキンと違って難しいですよ!これを言うと「それやったら最初からゴムパッキンにしといてくれたら言いのに」って言う人が出てきますがそもそもDIYで交換する方が悪いんです。
まっ、簡単に言えばDIYで修理する場合ほとんどの人が無資格者なんでね。ここが水漏れして自分であれこれと試してどうにもならずホースナットをダメにした人も見た事があります。
そんな訳で取り付け完了です。
まとめ
さて、いかがでしたか?DIYで交換すれば工賃が掛からないんで安く付きます。
また業者に頼むと工賃が掛かるためその分費用は高くなります。また指定給水装置工事事業者に頼んでも来た人が有資格者か無資格者で違いがあります。
インターネットで中途半端な業者選びをするとロクな事になりません。
逆に取り付け費用から考えて無資格者に工事してもらうくらいなら説明書を見ながらのんびりDIYでやる方がよっぽど良いと思います。
だって有資格者から見たら無資格者の業者も素人さんも変わりないんで(苦笑)