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京都府綴喜郡宇治田原町より【台所に付いてる蛇口の修理、交換をお願いしたいのですが…】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【流しには2台蛇口があり1台減らしたいのです。また、残したい方の蛇口がグラグラで…蛇口ごと交換したいところです。】との事です。
連絡があったんは9月5日で写真を撮ってラインで動画と共に送ってこられてました。
そうそう、この方、バスフィッシングで仲良しになったお友達でホームセンターで蛇口を選ばれてたんで『ホームセンターで付けてもらう方が安く済む』ってお伝えしてそのまんまになってたんですよね(苦笑)
んで再度連絡があったんは11月19日、すっかりこの事を忘れていました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して挨拶もそこそこに台所の状況を確認しました。流しに蛇口が2台ってのは聞いて写真も見てたんですがすっかり忘れていたからか『どっちもワンホール混合水栓やん、何でこんな使い方してるんやろ?』って思いました。
片側が浄水器専用水栓ってのはよく見掛けるんですがこんな感じで2台のワンホール混合水栓が付いてるんはあんまり見掛ける事がありません。
シンク下を確認すると左側の給水管はアングル止水栓に直接繋がってて給湯管はニップルキャップで塞いでるパターンでした。
ワンホール混合水栓の解体撤去
まずは一気に2台のワンホール混合水栓を解体撤去して行きます。左側の水栓は普通に解体撤去出来たんですが右側の水栓は回して緩める部材が途中で折られていたんでちょいと工夫して解体撤去します。
グラグラしてたんはこの部材が破損してたからなんですがそもそも触らなければ破損しないのに何故折れたのかは謎って事にしておきます。
新しいワンホール混合水栓の取り付け
こんな感じで右側に新しいワンホール混合水栓の取り付けをして左側はプレートで穴を塞ぎました。
奥様は伸びるタイプのシャワー水栓を希望されてましたが単純に水栓の金額が高いのとワテがそれをあんまり勧めないんで超シンプルなこれに決まったんです。
ワテが伸びるタイプのシャワー水栓を勧めない理由は水漏れリスクが上がるからです。
TOTO TKS05301J
今回取り付けたのはTOTO TKS05301Jの台付シングル13(節湯・共)(台所)です。
もう販売終了になってるんですが昔はTOTOのTKGG31Eってのがあって丈夫だったんですがこれはそれの後継モデルになっています。
とは言えカートリッジは継承してないんでこの混合水栓のカートリッジの強度はまだ発売して数年なんで修理依頼が無いから何とも言えないんですが『そこはTOTOの正規品、頼むから10年はモッてくれよ!』って感じです。
シンク下の接続
左側はアングル止水栓を閉めて念の為にナットキャップをしています。
右側の接続は通常通りの接続なんですがアングル止水栓は特に触っていないんで次はココかなぁ~って感じです。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?特に目新しいトラブルも無く淡々とした作業となりました。
本体が丈夫な水栓で尚且つたくさん出回ってるメーカーさんの混合水栓はぶっちゃけいずれ起こるポタポタ漏れもカートリッジを交換すりゃ修理が可能です。
安物を何度も水栓ごと交換するのかカートリッジを交換して長く使うのかはお客様が決める事なんですがワテは考え方が後者なんでTOTOの正規品をお勧めしとります。現場からは以上です。
作業風景は動画をご覧下さい♪