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この現場は今は同業他社で昔同じ会社に居た先輩からの応援依頼です。
場所は『京都府京都市中京区三条木屋町』のテナントビル4Fです。
ビルインの飲食店で排水管の詰まりが起こると専用の道具が必要です。
今回の現場ではドレンクリーナー(電動トーラーとも言う)を使った通管作業と電動の高圧洗浄機を併用しました。
詳しく解説したいと思います。
まずは状況確認
先輩の話では『排水経路がイマイチ分からん』との事だったんでお客様に解説ってよりは先輩に解説しながらの作業となりました。
ちなみに先輩はあんまり飲食店の修理の経験が無く、山川設備は飲食店の修理経験が多いって感じです。
もう少し詳しく言うと『山川設備はマニアックな道具を持ってる』んで応援要請が入りました(苦笑)
グリストラップを確認すると1本で来てるんで埋設配管で全て結ばれている現場と言う事が判断出来ます。
ドレンクリーナーを使った通管作業
ビルインの飲食店で4Fなんで通水テストに使うホースやら薬剤も使うかどうかはハッキリしませんでしたがドレンクリーナーと一緒に用意しました。
排水蛇腹ホースがこんな感じなんで『そら詰まるわ!』って思いました。
排水蛇腹ホースを外してワイヤーを通して行きます。
ワイヤーは8mmをチョイスしました。
先輩はこれの経路が分からんって言ってましたが作業前から山川設備は分かってました(笑)
飲食店の排水管の詰まりを圧倒的に触ってる経験がモノをいいました。
メイン管はどこに行くのかを調査しながらの作業をして行きます。
ついでに別シンク下も通管作業
メインのシンクの排水管から通水テストしてると全体的に流れが悪い事が判明したんでついでに別シンク下からもドレンクリーナー(電動トーラーとも言う)を使ってワイヤーを通して行きます。
作業をしてみて全体的に排水管が閉塞してる事が判明しました。
お節介が役に立った良いパターンです。
独り言をブツブツ言いながら作業をしてると『製氷機の横にある引き出しの下からたまに水漏れがする』ってのをお客様が言い出して調査をすると引き出しを外したら給水管の立ち上がりと排水管の立ち上がりが発見出来ました。
これを見つけたのはファインプレーだと自画自賛しております(苦笑)
高圧洗浄機を使って洗管作業
正直、パワーは弱いんですがドレンクリーナーは穴をあけるが仕事と思ってるんで高圧洗浄機を使って洗管作業した方が良いんやろなぁ~って思ったタイミングで追加の作業を頂きました。
ドレンクリーナーでも大概油脂の塊が出せてたんで『そんな出ないかなぁ~』ってちょっと思いましたがやはり予想通りバンバン油脂の塊が出ました。
まとめ
結局、高圧洗浄機を使って洗管作業してから1時間以上掛かって作業は終了です。
40の排水管の詰まりが1番厄介なんですがドレンクリーナーと高圧洗浄機の併用する事で各シンクの排水管の流れが無茶苦茶良くなりました。
これにはお客様は勿論の事、先輩も喜んでいました。
でも、実はノセられて作業をしてた山川設備が1番スカッとしてたのはここだけの話です(笑)