水道管の凍結にご注意ください 水道管破裂する前にやっとく事!
気温がマイナス3~4度を下回ると、水道管が凍ったり破裂したりする事があります。
ご家庭の水道管が凍結した場合の修理代金や、それに伴い発生した水道料金等は、お客様のご負担となります。
こんな場所に水道管はありませんか?
・屋外でむき出しの水道管
・家の北側など、日中日陰になってる場所の水道管
・風当たりの強い場所の水道管
事前の対策が重要!
屋外でむき出しの水道管は、保温材などで保護して下さい。
また、使い古しの毛布やタオルを巻き付け、その上からビニールテープを巻き付ける方法も有効です。
ポイント!
保温材などで保護する場合は隙間なく巻き付けましょう。
水道管が凍って、水が出ない時は?
・自然に溶けるのを待ちます。
・凍ってしまった部分にタオルなどを被せて、ゆっくりとぬるま湯をかけて溶かします。
ポイント!
急に熱湯をかけると水道管が破裂したりヒビ割れしたりする事がありますので、必ずぬるま湯を使用して下さい。
万が一水道管が破裂したら?
慌てず水道メーターボックス付近にある止水栓を時計回りに閉め、水を止めて下さい。
その後、水道管の破裂した部分に布やテープを巻くなどの応急処置をして指定給水装置工事事業者やお近くの水道工事事業者へ修繕を依頼して下さい(有料)。
ポイント!
水道メーターの破損や水道メーターより外側にある配管の破損については、上下水道局が無料で修理・交換します。
水道メーターより内側にある給水装置からはお客様の財産です。大切に管理して下さい。
山川設備の解説
水道管と一口に言っても鉄管もあれば塩ビ管や樹脂管もあります。
また、塩ビ管にも種類があり樹脂管にも種類があります。
あっ!鉛管も稀に当たります(苦笑)鉛管と鉄管に関してはちゃっちゃと切り替えなはれ!って思うんですが実際には皆さんお金の問題があるんでなかなかトラブルが発生するまで見て見ぬふりです。
塩ビ管ではねずみ色の管はVP管で破損しやすく紺色のHI管はまだ破損しにくい素材となってます。
後、給湯管になってくると銅管やHT管、そして樹脂管となります。
銅管はピンホールで水漏れしたりするんですが大抵は継手部分で漏れてきます。
HT管は茶色の塩ビ管なんですが10年を超えてくるとパキッと割れます。
大阪市の古いマンションで電気温水器に使ってて去年の地震であちこちのマンションで階下漏水の問題が発生しました。
対策をするなら
一旦お金の問題を置いとけば給水管も給湯管も20年を超えてるなら全て引き直しするのも良いかもしれません。
もっと言えば鉛管、鉄管、VP管、HT管、銅管は何かのタイミングでなくして切り替えた方が良いと思います。
DIYで対策するならホームセンターで保温材を買ってきて露出配管に被せるのも良いかもしれません。
まとめ
山川設備的に言うと物である限りいつかは壊れるって考えなんで壊れてから慌てるんが嫌な人は壊れる前に対策する事で実は安価で済むと思います。
例えは間違ってるかもしれませんがエアコンは冬に、給湯器は夏に買い替えると安く済みます。
理由は簡単でエアコンは夏に壊れますし、給湯器は冬に壊れます。
それはあちこちで起こります。物は在庫の取り合いになりますし職人の取り合いにもなります。
安くしなくてもジャンジャン仕事があるから安くしてくれません。
そんな訳で水道トラブルは圧倒的に冬場に起こるんでちょっとでも具合が悪くなったら修理するんが正解です。
『もうちょっと様子見しよか?』いやいやいつやるの?今でしょ!(古っ!)