２Ｆの台所 排水詰まり ピーピースルーを入れて完全に詰まった

 

東大阪市松原より【一戸建て ３Ｆ建ての２Ｆの台所 排水詰り ピーピースルーを入れて完全に詰まった…】って依頼が山川設備に舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【１週間前に大阪ガスサービスの人が来た。ホース抜いて管を見て排水管が曲がってるし高圧は無理。排水管のやり直ししか方法無い。見積り１００万】と言われたそうです。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着してまずは家の周りを確認して排水管が露出配管なのかどうかの確認をしました。

 

次に奥様の案内で１Ｆの部屋の中にある排水桝を確認しました。

 

お風呂に溜めてる水を流してもらったり再度家の裏の排水管を見て『なるほど…』って感じです。

 

 

台所の確認

 

 

２Ｆの台所に行くと申し訳なさそうにピーピースルーが置かれていました。

 

流れが悪いって状況でこれを使ってトドメを刺す人は多いですよね(笑)

 

 

シンクを確認すると全く流れていない状態でした。いわゆるタプンタプンの状況です。

 

 

さて、シンク下の確認をするんですが排水蛇腹ホースになっていました。

 

問題はこの排水蛇腹ホースと排水管の接続部分が大きく右にズレてるパターンでした。

 

多分なんですが漏れる事を前提で作業して良いならここから高圧洗浄をするんもありやと思います。

 

 

電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業

 

 

山川設備的にはとりあえず水は流れる様にしたいんで一旦電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業をチョイスしました。

 

８ｍｍベーシングワイヤーで排水蛇腹ホースを通したいと思います。

 

 

ワイヤー清掃をしてる最中に排水蛇腹ホースに詰まってたピーピースルーの粉が出てきたんで写真を撮っておきます。

 

また奥様が１００均で買ってきた詰まり抜きの道具も添えておきます。

 

 

手応え的にちょっとヤバいかもって思ったんで途中で排水蛇腹ホースの水はシュポシュポを使って抜きました。

 

水漏れするなら最小限の被害にしようと思った訳です。

 

 

どうにかこうにか排水蛇腹ホースを傷付ける事なくワイヤーを排水管に到達させて緩やかではありますが水が流れる様に出来ました。

 

 

管内カメラとフレックスシャフト

 

 

固着した排水蛇腹ホースを外すのと管内カメラとフレックスシャフトでの作業がし易い様に穴あけ加工をして行きます。

 

 

穴あけ加工した穴からラジオペンチで排水蛇腹ホースを引っこ抜き管内カメラ調査をしました。

 

予想通り排水管の中は油脂の塊がいっぱいでした。

 

 

モニター画面にもチラッと見えてますが排水管にはかなりの油脂の塊が付着してて僅かな隙間で水が流れてる状態でした。

 

あっ！何で穴あけ加工したんかこの写真を見せたら説明要らんですよね(笑)

 

 

通水テストと水漏れ確認

 

 

排水管の移設をしようかとも思いましたが費用は無限大じゃないんで今回は排水蛇腹ホースの交換で済ませました。

 

穴あけ加工した穴から排水管と排水蛇腹ホースの接続部分の水漏れが無いかの確認をしました。

 

 

穴あけ加工した穴はプレートで塞ぎました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

後から考えたら穴あけ加工した穴から排水蛇腹ホースを突っ込んでも良かったんですが隙間が開くからやっぱこっちで良かったかな。

 

何日か後に大阪ガスサービスの人が正式な見積り書を持って来るそうなんですがどんな顔をするんやろか…

 

現場からは以上です。